試験・検査

重要度 B電気設備・施工管理・施工で出題過去問 20問

試験・検査は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中20問・重要度B)。出題されるのは電気設備・施工管理・施工です。

要点:絶縁抵抗測定、絶縁耐力試験、接地抵抗測定、保護継電器の試験、竣工検査。

覚える要点

  • 高圧電路・高圧ケーブルの絶縁耐力試験は、交流なら最大使用電圧の1.5倍(6.6kV回路で10,350V)を連続して10分間加え、ケーブルを直流で試験するときはその2倍の電圧とする
  • 絶縁抵抗計は、測定前にE・L端子を短絡して0を示すことを確かめる(∞ではない)。高圧ケーブルは1,000V以上の絶縁抵抗計で測り(500Vは不可)、ケーブルは充電電流の影響があるので指示が安定してから読む(測定開始直後の値ではない)
  • 接地抵抗の測定は、被測定接地極E・補助接地棒P・Cを一直線上にE-P-Cの順に配置し(Eを中心に両側に置くのは誤り)、接地端子盤で機器側と接地極側を切り離してから測る。アスファルトの上に接地網を敷いて散水しても補助極にならない
  • 絶縁の確認は絶縁抵抗計、接地は接地抵抗計で行い、検電器は充電の有無の確認だけで電圧値は測れない。絶縁耐力試験器は絶縁抵抗の測定には使わない。クランプ式電流計で負荷電流は1相ずつ測り、全相一括では漏れ電流になる
  • キュービクルの受渡試験(全数)に防水試験は含まれず、防水・温度上昇試験は形式試験。受電前の自主検査では温度上昇試験は行わない

勉強のしかた:17回すべてで1〜2問出る。絶縁耐力試験(最大使用電圧の1.5倍・10分間)、絶縁抵抗の測定(E・L短絡で0、高圧は1,000V、安定してから読む)、接地抵抗の測定(E-P-Cの一直線)、測定器と目的の組合せが繰り返し出る。現場で測定器を使う手順を思い浮かべながら覚えると誤りの選択肢に気づきやすい。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、試験・検査で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 前期 No.43:絶縁耐力試験:最大使用電圧の 1.5 倍(交流),10 分間(直流は交流の 2 倍の電圧)。6.6 kV なら 10 350 V。
  • 令和8年度 前期 No.46:受渡試験=全数(構造・耐電圧・絶縁抵抗・動作),形式試験=代表品(防水など設計の確認)。
  • 令和7年度 後期 No.43:絶縁抵抗計=絶縁抵抗〔MΩ〕を測る,絶縁耐力試験器=高い試験電圧を加えて耐えるかを確かめる。名前が似ているので目的で区別する。
  • 令和7年度 前期 No.43:ケーブルの絶縁抵抗は「指示値が安定してから読む」。静電容量への充電で,はじめは低く出て次第に上がる。
  • 令和6年度 後期 No.43:接地抵抗の測定は「地電圧確認 → 電池確認 → 接地線を切り離す → 零位で読む」。接続したまま測ると並列の経路で低く出る。
  • 令和6年度 前期 No.43:クランプメータ:1 本=負荷電流,全線一括=漏れ電流。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

電気設備・施工管理・施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。