絶縁抵抗測定
これは2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.50の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
絶縁抵抗測定に関する記述として,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.測定前に絶縁抵抗計の接地端子(E)と線路端子(L)を短絡し,スイッチを入れて指針が無限大(∞)であることを確認した。
解き方
- 測定前の点検では,接地端子(E)と線路端子(L)を短絡してスイッチを入れ,指針が0Ωを示すことを確認する(ゼロチェック)。端子を開放したときに∞を示すことも確認する。
- 短絡したときに∞を確認するとした選択肢3が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。高圧の電路や機器の絶縁抵抗は,一般に1000V以上の絶縁抵抗計で測定する。
- 2.適当。低圧200V回路の測定には一般に500Vの絶縁抵抗計を用いる。電技第58条では,対地電圧150Vを超え使用電圧300V以下の電路の絶縁抵抗は0.2MΩ以上とされている。
- 3.不適当。E・L端子を短絡したときは0Ωを示すことを確認する。
- 4.適当。静電容量が大きいと充電電流で指示が安定するまで時間がかかるので,安定後の値を読む。
引っかけ:短絡→0,開放→∞。
現行法令との関係:低圧電路の絶縁抵抗の値は電気設備に関する技術基準を定める省令第58条による。この問題の答えは変わらない。
同じ論点の過去問
令和8年度 前期 No.43高圧電路の絶縁耐力試験
令和8年度 前期 No.46キュービクルの受渡試験(JIS)
令和7年度 後期 No.43試験・測定機器と使用目的
令和7年度 前期 No.43絶縁抵抗の測定
令和6年度 後期 No.43接地抵抗の測定
論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年11月12日(日)実施) No.50。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する