電気・給水設備
重要度 B土木・建築・設備で出題過去問 20問
電気・給水設備は、1級造園施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録650問中20問・重要度B)。出題されるのは土木・建築・設備です。
要点:公園内の電気設備工事(地中電線路・接地・図記号)と給水工事(埋設の深さ・明示シート・分水栓)。
覚える要点
- 照明灯の接地極は湿気の多い(水気のある)腐食のおそれのない場所を選び、上端を地表面下0.75m以上の深さに埋設する(「湿気の少ない場所」「0.5m」は誤り)
- 照明灯の接地極は避雷設備の接地極やその裸導線の地中部分から2m以上離す(1.0m・1.5mは誤り)。接地線を金属製灯柱に沿わせるときは接地極を灯柱から1m以上離す。使用電圧300V以下の金属柱の屋外灯はD種接地工事
- 地中電線路を直接埋設式で施設する深さは、車両その他の重量物の圧力を受ける場所で1.2m以上、その他の場所で0.6m以上。地中の低圧電線と弱電流電線は0.3m以上離す
- 地中配線の硬質ビニル管は底に良質土を5cm程度敷き均して布設し、1層の仕上り厚さ0.3m以下で締め固める。外壁沿いに立ち上げるケーブルは地表上2.5mまで保護管に収め、端部に雨水の浸入防止用カバーを付ける
- 低圧ケーブルの曲げ半径は仕上り外径の6倍以上、単心は8倍以上。車両が通行する園路を横断する低圧架空引込線は路面上5m以上(3.5mは誤り)。地中電線用の管の設置は軽微な工事で電気工事士の資格は要らない
- 給水管は漏水によるサンドブラスト現象を防ぐため他の埋設物から30cm以上離し、分水栓の取付口は他の給水装置の取付口から30cm以上離す(どちらも20cmとした選択肢が誤り)
- 鳥居配管など管路の凸部の空気だまりには空気弁を設ける(逆止弁は誤り)。水路を横断する給水管は水路の下にさや管に入れて布設し、1日の工事の終了時は管端をプラグで栓をする
- 灯油など油類が浸透するおそれのある場所に水道配水用ポリエチレン管は使わない。給水用ポリエチレン管の曲げ半径は外径の20倍以上。配水管から分岐した最初の止水栓は敷地内の道路境界線付近。井水管と上水給水管の直結は不可
勉強のしかた:毎回2問出て、公園内の電気設備工事と給水工事が1問ずつ。どちらも離隔・深さ・高さ・倍率の数値を少しずらした選択肢を見抜く問題なので、接地極0.75m・避雷2m・灯柱1m、直接埋設1.2m・0.6m、引込線5m、曲げ半径6倍・8倍、給水の30cmを押さえる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、電気・給水設備で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題A No.27:ケーブルの曲げ半径は単心8倍・多心6倍以上。接地極は避雷針用から2m以上離す。
- 令和8年度 問題A No.28:取付口の間隔は30cm以上。配水管の口径より給水管の口径を小さくすることも同じ条文にある。
- 令和7年度 問題A No.27:接地極の深さ0.75m,金属体から1m。300V以下はD種,300V超の低圧はC種。
- 令和7年度 問題A No.28:給水管と他の埋設物の離隔は30cm以上。上水と井水の直結は不可。
- 令和6年度 問題A No.27:地中の離隔は「低圧・高圧と弱電流電線で0.3m,特別高圧で0.6m」,接地極は「0.75m以上」と覚える。
- 令和6年度 問題A No.28:樹脂管は油類・有機溶剤の浸透に弱い。ガソリンスタンドや灯油タンクの近くでは金属管を使う。
この論点の問題
公園内の電気設備工事令和8年度 問題A No.27
給水工事(分水栓・さや管・空気弁)令和8年度 問題A No.28
公園内の電気設備工事令和7年度 問題A No.27
給水工事令和7年度 問題A No.28
公園内の電気設備工事(離隔・接地極・保護管・曲げ半径)令和6年度 問題A No.27
給水工事(水路横断・埋戻し・管端の栓・油類の浸透)令和6年度 問題A No.28
公園内の電気設備工事令和5年度 問題A No.27
給水工事(分水栓・鳥居配管・明示テープ)令和5年度 問題A No.28
公園内の電気設備工事(接地・保護管・曲げ半径)令和4年度 問題A No.27
給水工事(他の埋設管との間隔・管端の栓・埋戻し・止水栓)令和4年度 問題A No.28
公園内の電気設備工事令和3年度 問題A No.27
給水工事令和3年度 問題A No.28
公園内の電気設備工事(接地・地中配線)令和2年度 問題A No.30
給水工事(分水栓・離隔・明示・埋設深度)令和2年度 問題A No.31
公園内の電気設備工事(資格・曲げ半径・接地・引込線)令和元年度 問題A No.30
給水工事(止水栓・管種・空気弁・管端の栓)令和元年度 問題A No.31
公園内の電気設備工事(地中電線路・接地)平成30年度 問題A No.30
給水工事(離隔・分水栓・埋戻し)平成30年度 問題A No.31
公園内の電気設備工事(接地極・地中配線・接地工事)平成29年度 問題A No.30
給水工事(明示テープ・水路横断・管端の栓・鳥居配管)平成29年度 問題A No.31
同じ分野で出る論点
土木・建築・設備では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。