排水
重要度 B土木・建築・設備で出題過去問 10問
排水は、1級造園施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録650問中10問・重要度B)。出題されるのは土木・建築・設備です。
要点:雨水排水(マンホールの間隔・副管・管きょの接合、雨水桝の泥だめと取付け管)、合理式による雨水流出量の計算。
覚える要点
- 合理式はQ=(1/360)×C×I×A(Q:雨水流出量m³/sec、C:流出係数、I:降雨強度mm/h、A:排水面積ha)。面積がm²で与えられたらhaに直す(18,000m²=1.8ha)
- 計算例:C=0.25、I=80mm/h、A=1.8haなら、Q=0.25×80×1.8÷360=0.1m³/sec。選択肢には桁を1つ違えた値(0.01・1.0など)が並ぶ
- 管きょの直線部のマンホールの最大間隔は、管径600mm以下で75m程度、1,000mm以下で100m程度(内径300mmで100m・150mとした選択肢は誤り)
- 汚水桝は底部にインバート、雨水桝は底部に深さ15cm以上の泥だめを設け、取付け管は雨水桝の底面から15cm以上上方に取り付ける(10cmは誤り)。園路の雨水桝は幅員や側溝の能力を考えて20m程度の間隔
- 取付け管は本管の中心線より上方に、本管に対して直角または流下方向に60度の向きで取り付ける
- 地表勾配が急な所の管きょの接合は段差接合(マンホール内の段差は1箇所1.5m以内)や階段接合とし、上下流の管底差が0.6m以上なら副管付きマンホールを使う。計画水位をそろえるのは水面接合、管頂をそろえるのは管頂接合
勉強のしかた:毎回1問出て、合理式による雨水流出量の計算と、排水工(マンホールの間隔・雨水桝の泥だめ・取付け管)がほぼ交互に出る。計算は係数1/360と面積のha換算を確かめれば解ける。排水工はマンホール75m、泥だめ15cm、取付け管60度の数値を押さえる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、排水で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題A No.24:面積がhaのときは1/360,km²のときは1/3.6を掛ける。単位の換算を確かめる。
- 令和7年度 問題A No.24:汚水ますはインバート,雨水ますは泥だめ(15cm以上)。
- 令和6年度 問題A No.24:排水面積をhaで入れるときの係数は1/360である(m²なら1/3,600,000,km²なら1/3.6)。
- 令和5年度 問題A No.24:管きょの接合:水面接合(水位)・管頂接合(管頂)・管中心接合・管底接合。急な地形は段差接合・階段接合。
- 令和4年度 問題A No.24:面積をhaで入れるときの係数は1/360。
- 令和3年度 問題A No.24:マンホールの最大間隔は,一般に管径600mm以下で75m,1,000mm以下で100mとされる。
この論点の問題
合理式による雨水流出量の計算令和8年度 問題A No.24
排水工(雨水ます・取付け管)令和7年度 問題A No.24
合理式による雨水流出量の計算令和6年度 問題A No.24
排水工(マンホール・取付け管・管きょ接合)令和5年度 問題A No.24
合理式による雨水流出量の計算令和4年度 問題A No.24
排水工(雨水桝・マンホール)令和3年度 問題A No.24
合理式による雨水流出量の計算令和2年度 問題A No.27
排水工(マンホール・取付け管・雨水桝・段差接合)令和元年度 問題A No.27
雨水流出量の計算(合理式)平成30年度 問題A No.27
排水工(マンホール間隔・桝・取付け管)平成29年度 問題A No.27
同じ分野で出る論点
土木・建築・設備では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。