建築
重要度 B土木・建築・設備で出題過去問 10問
建築は、1級造園施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録650問中10問・重要度B)。出題されるのは土木・建築・設備です。
要点:屋根の形状と名称、木造の和小屋組・床組の部材、木材の継手・仕口。
覚える要点
- 切妻屋根は妻側から三角形の壁、平側から長方形の屋根面に見える。寄棟屋根は四方に屋根面があり、短辺側から三角形・長辺側から台形の屋根面が見える
- 入母屋屋根は上部が切妻・下部が四方に葺き下ろした形で、妻側に三角形の破風が見える。越屋根は棟の上に換気・採光用の小屋根を一段高く載せた形で、両者の名称の入替えが出る
- 方形屋根は平面が正方形で頂点に四方の屋根面が集まるピラミッド形、片流れ屋根は一方向にだけ傾斜する屋根、陸屋根は勾配のほとんどない平らな屋根
- 和小屋組は下から小屋梁→小屋束→母屋・棟木→垂木と重なる。垂木は屋根勾配に沿って斜めに並ぶ材、母屋は棟と平行に水平に渡って垂木を受ける材、棟木は頂部で垂木の上端を受ける材
- 床組は下から束石→床束→大引→根太→床板と重なる。大引は床束に支えられる太い横架材、根太は大引の上に直交して並ぶ細い材
- 2つの部材を長手方向に継ぐのが継手、角度をもたせて組むのが仕口(入替えが定番)。ほぞ差しは突起を穴に差し込む仕口、留めは端部を45度に切って木口を隠す仕口、相欠きは半分ずつ欠いて重ねる接合
勉強のしかた:毎回1問出て、屋根の形状(2方向から見た模式図)、和小屋組・床組の部材名、継手・仕口の3つがほぼ順番に出る。いずれも図を見て答えるので、屋根の見え方と部材の上下の順を図で覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、建築で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題A No.26:妻側が三角形の壁面に見えれば切妻,三角形の屋根面に見えれば寄棟,その組合せが入母屋。
- 令和7年度 問題A No.26:継手は「長さを継ぐ」,仕口は「角度をつけて組む」。留めは45°に切って木口を隠す。
- 令和6年度 問題A No.26:和小屋は「小屋梁→小屋束→母屋・棟木→垂木」,床組は「束石→床束→大引→根太→床板」の順に下から積み上がる。
- 令和5年度 問題A No.26:妻側から三角形の壁(屋根面は見えない)=切妻,三角形の屋根面=寄棟,四方から同じ三角形=方形。
- 令和4年度 問題A No.26:長さを伸ばす=継手,角度をつけて組む=仕口。
- 令和3年度 問題A No.26:屋根は 小屋梁→小屋束→母屋→垂木,床は 床束→大引→根太→床板 の順に上へ重なる。
この論点の問題
屋根の形状と形式(模式図)令和8年度 問題A No.26
木材の接合(継手・仕口・留め)令和7年度 問題A No.26
木造の和小屋組・床組の部材名称令和6年度 問題A No.26
屋根の形状と形式(寄棟・方形・陸・越屋根)令和5年度 問題A No.26
木材の接合(継手・仕口・留め)令和4年度 問題A No.26
和小屋組・床組の部材の名称令和3年度 問題A No.26
屋根の形式(立面図から判断)令和2年度 問題A No.29
木材の接合(継手・仕口・ほぞ差し)令和元年度 問題A No.29
木造の和小屋組と床組の部材名称平成30年度 問題A No.29
屋根の形状と名称(2方向から見た模式図)平成29年度 問題A No.28
同じ分野で出る論点
土木・建築・設備では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。