消火設備

重要度 B空調・衛生で出題過去問 17問

消火設備は、2級管工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録884問中17問・重要度B)。出題されるのは空調・衛生です。

要点:屋内消火栓設備を中心に、消火設備の構造と基準。

覚える要点

  • 1号消火栓は水平距離25m以下・放水圧力0.17MPa以上・放水量130L/min以上、2号消火栓は15m以下・0.25MPa以上・60L/min以上。易操作性1号と広範囲型2号は25m以下
  • 吸水管はポンプごとに専用としてろ過装置を設ける。水源の水位がポンプより低いときはフート弁、高いときは止水弁を付け、逆止弁と止水弁はポンプの吐出側直近に設ける
  • ポンプの仕様は吐出量(同時開口数)と全揚程(実揚程+配管・ホースの摩擦損失+放水圧力相当水頭)で決まり、水源の容量や補給水の圧力は関係しない
  • 加圧送水装置の方式は高架水槽・圧力水槽・ポンプ方式で、水道直結は認められない(水道に直結できるのは特定施設水道連結型スプリンクラー設備)
  • 加圧送水装置は消火栓箱の押しボタンで起動できるが、停止は直接操作によってのみ行う。締切運転時の水温上昇を防ぐため水源へ戻す逃し配管を設ける
  • 消火栓箱の位置表示灯と始動表示灯は赤色、開閉弁は床面から1.5m以下。屋内消火栓設備には非常電源を附置し、箱の表面に「消火栓」と表示する
  • 連結散水設備・連結送水管は消防隊が使う消火活動上必要な施設で、消防の用に供する設備(消火設備)ではない

勉強のしかた:17回すべてで1問出て、ほとんどが屋内消火栓設備の問題。1号・2号の水平距離(25m・15m)、吸水管のフート弁と止水弁の使い分け、加圧送水装置に水道直結がないこと、停止は直接操作のみであることを押さえる。「消防法」の論点と数値が重なる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、消火設備で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 前期 No.21:加圧送水装置の始動を示す表示灯も赤色である。屋内消火栓まわりの灯火はどれも赤と覚える。
  • 令和7年度 後期 No.21:屋内消火栓のポンプは、消火栓箱から「起動」はできるが「停止」はできない。
  • 令和7年度 前期 No.21:全揚程 = ホース摩擦損失 + 配管摩擦損失 + 落差 + 放水圧力相当水頭。吐出量 = 同時放水個数 × 放水量。
  • 令和6年度 後期 No.21:加圧送水装置は「起動は遠隔(消火栓箱)でできる、停止は直接操作のみ」と覚える。
  • 令和6年度 前期 No.21:吸水管は「水源が低い→フート弁、水源が高い→止水弁」。逆止め弁は吐出し側。
  • 令和5年度 後期 No.21:水道に直結できるのは、小規模社会福祉施設などの特定施設水道連結型スプリンクラー設備である。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

空調・衛生では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。