ガス設備
重要度 B空調・衛生で出題過去問 17問
ガス設備は、2級管工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録884問中17問・重要度B)。出題されるのは空調・衛生です。
要点:都市ガスと液化石油ガスの性質、ガス漏れ警報器、ガス機器の給排気方式。
覚える要点
- LPGは空気より重いので、ガス漏れ警報器は燃焼器から水平距離4m以内・床面から30cm以内に設ける。空気より軽い都市ガスは水平距離8m以内・天井面から30cm以内
- ガス漏れ警報器の有効期間は5年
- LPGは本来無色無臭で、漏れが分かるよう付臭している。容器は常に40℃以下に保ち、内容積20L以上の容器は通風のよい屋外に置いて2m以内の火気を避ける
- LNGはメタンを主成分とする天然ガスを約−162℃で液化したもので、一酸化炭素を含まない。単位容積当たりの発熱量はLPGのほうが大きい
- 都市ガスの低圧供給は0.1MPa未満。敷地境界線からガス栓までの導管が内管、本支管から分岐して敷地境界線までが供給管
- マイコンメーターは震度5相当以上の地震、異常な大流量や長時間の使用、供給圧力の低下を検知してガスを遮断する
- ガス機器の給排気は、開放式が給気・排気とも屋内、半密閉式が屋内で給気して排気筒で屋外へ排気、密閉式が給気・排気とも屋外(FF式は強制給排気の密閉式)
- LPGのバルク供給方式は工場や集合住宅のほか一般住宅でも使われる。家庭用の容器は10kg・20kg・50kgなどで、調整器で2.3〜3.3kPaに減圧して供給する
勉強のしかた:毎回1問。ガス漏れ警報器の位置(LPGは床・4m、都市ガスは天井・8m)と有効期間5年、LPG容器の40℃以下、発熱量はLPGのほうが大きいことが繰り返し問われる。給排気方式は「設備機器」の論点のガス給湯器と同じ区分。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、ガス設備で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.22:LPGは空気より重く、発熱量が大きい。LNG(都市ガス)は空気より軽い。ガス漏れ警報器の位置(LPGは床近く、都市ガスは天井近く)とあわせて覚える。
- 令和7年度 後期 No.22:バルク供給は「容器交換が不要」になる方式で、住宅でも業務用でも使われる。
- 令和7年度 前期 No.22:LPGは空気より重く発熱量が大きい。LNG(都市ガス)は空気より軽い。警報器の位置もこの違いで決まる。
- 令和6年度 後期 No.22:LPGは空気より重いので警報器は床に近い低い位置に、空気より軽い都市ガス(13A)は天井に近い高い位置に設ける。
- 令和6年度 前期 No.22:開放式=給気・排気とも屋内、半密閉式=給気は屋内・排気は排気筒で屋外、密閉式=給気・排気とも屋外。
- 令和5年度 後期 No.22:ウォッベ指数(総発熱量÷√比重)が同じなら燃焼機器の入熱量は同じになる。比重が噴出量に関係するからこそ、この指数を使う。
この論点の問題
ガス設備(内管・LPG容器・LNG)令和8年度 前期 No.22
ガス設備(LPG・マイコンメーター・バルク供給)令和7年度 後期 No.22
ガス設備(LNG・LPG・内管)令和7年度 前期 No.22
ガス設備(メーター・警報器・LPG)令和6年度 後期 No.22
ガス設備(ガス機器の方式・LPG・メーター)令和6年度 前期 No.22
ガス設備(LPG・LNG・比重)令和5年度 後期 No.22
ガス設備(LPG容器・開放式ガス機器)令和5年度 前期 No.22
ガス設備(バルク貯槽・ガス漏れ警報器)令和4年度 後期 No.22
ガス設備(LPG・都市ガスの供給方式)令和4年度 前期 No.22
ガス設備(供給管・LNG・LPG)令和3年度 後期 No.22
ガス設備(LPG・マイコンメーター・LNG)令和3年度 前期 No.22
ガス設備(ガス漏れ警報器・半密閉式)令和2年度 後期 No.22
ガス設備(LPG・中圧供給・マイコンメーター)令和元年度 後期 No.22
液化石油ガスのガス漏れ警報器の設置位置令和元年度 前期 No.22
液化石油ガス(LPG)設備平成30年度 後期 No.22
液化石油ガスのガス漏れ警報器の設置位置平成30年度 前期 No.22
液化石油ガス(LPG)の供給・警報器平成29年度 No.22
同じ分野で出る論点
空調・衛生では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。