設計・契約

重要度 B設計・契約・施工管理・施工で出題過去問 20問

設計・契約は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中20問・重要度B)。出題されるのは設計・契約・施工管理・施工です。

要点:電気用図記号・配線用図記号、JEM の器具番号、公共工事標準請負契約約款。

覚える要点

  • 自動火災報知設備の図記号は、円にPが発信機、円にBがベル、半分塗りの円が表示灯、正方形にSが煙感知器。差動式と定温式のスポット型感知器の記号の取り違えに注意
  • 非常用照明(建築基準法)は黒丸(●)、誘導灯(消防法)は⊗を含む記号で、蛍光灯形の中央が黒丸なら非常用照明。盤は塗り方で区別し、対角線2本の長方形が配電盤、市松模様は警報盤
  • テレビ共同受信の図記号は、幹線が円を貫通するのが分岐器、貫通しないのが分配器。MDFは本配線盤、IDFは中間配線盤で、交換機やハブではない
  • コンセントの傍記はLKが抜け止め形、Tが引掛形、Eが接地極付、ETが接地端子付、ELが漏電遮断器付。円にGは発電機、Mは電動機
  • JEMの文字記号は、ELCBが漏電遮断器、MCCBが配線用遮断器(磁気遮断器はMBB)、VCBが真空遮断器、PGSが柱上ガス開閉器(柱上真空開閉器はPVS)
  • 公共工事標準請負契約約款の設計図書は図面・仕様書・現場説明書・質問回答書で、請負代金内訳書・工程表・施工計画書は含まない。設計図書に相違があるときの優先順位は質問回答書>現場説明書>特記仕様書>図面>標準仕様書

勉強のしかた:毎回1〜2問出る。必須問題(令和6年度からNo.36)は配線用図記号の誤りを選ぶ問題が大半で、ほかにJEMの文字記号が出る。契約約款(設計図書の範囲・優先順位)は施工管理の区分で時々出る。必須なので落とせない。自火報・照明・盤・テレビ共同受信・電話の記号を種類ごとに一覧で覚える。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、設計・契約で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 前期 No.36:MDF=本配線盤,IDF=中間配線盤,HUB=ハブ,TA=ターミナルアダプタ,ATT=局線中継台。略号が何の頭文字かで覚える。
  • 令和7年度 後期 No.36:分岐器は幹線が貫通する(一部を取り出す),分配器は信号を均等に分ける(幹線は貫通しない)。
  • 令和7年度 後期 No.41:後から出た・個別の書類ほど優先:質問回答書>現場説明書>特記仕様>図面>標準仕様書。
  • 令和7年度 前期 No.36:OCB 油遮断器,ACB 気中遮断器,MBB 磁気遮断器,MCCB 配線用遮断器。頭の文字が消弧の媒体(V=真空,G=ガス,O=油,A=空気)を表す。
  • 令和6年度 後期 No.36:MDF=本配線盤(Main Distribution Frame),IDF=中間配線盤(Intermediate),RT=ルータ。英字の略号が何の頭文字かで覚える。
  • 令和6年度 前期 No.36:感知器の図記号は形が似ているので,差動式(基本の形)と定温式(内部に線を加えた形)を見分けられるようにする。S は煙,P は発信機,B はベルと文字で覚える。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

設計・契約・施工管理・施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。