品質管理

重要度 B応用能力・施工管理で出題過去問 18問

品質管理は、1級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録911問中18問・重要度B)。出題されるのは応用能力・施工管理です。

要点:品質管理の用語、パレート図・特性要因図・ヒストグラム・管理図、ISO 9000。

覚える要点

  • 項目を度数の大きい順に並べた棒グラフに累積の折れ線を加えたのがパレート図(重点項目の把握)、ばらつきの分布を柱状にしたのがヒストグラム、2つの特性の相関を見るのが散布図、打点を結んだ折れ線に管理限界線を記入したのが管理図。図の名称を記述から答える問題が10回中7回出ている
  • ヒストグラムはデータの範囲を求め区間を決めて度数表を作り柱状図にする(平均移動範囲は管理図で使う値)。標準偏差が小さいほどデータは平均値の近くに集まる
  • 管理図で工程が安定状態といえる目安は、連続25点がすべて管理限界内、連続35点中外れが1点以内、連続100点中外れが2点以内。100点中60点が限界内では安定ではない
  • 平均は合計÷個数、中央値は小さい順に並べ替えた真ん中の値(測定順の真ん中ではない)、範囲は最大値-最小値(204・203・201・210・202Wなら平均204、中央値203、範囲9)
  • 品質管理は目標の重要度に応じて重点的に行い(すべて同じレベルではない)、問題発生後の検出よりも工程での予防処置を重視する。作業日程を周知するだけでは品質管理は十分ではない
  • ISO 9000(JIS Q 9000)の用語で、適切性・妥当性・有効性を確定する活動はレビュー、不適合となった製品の等級を変えることは再格付け(要求事項に適合させるのは手直し)

勉強のしかた:10回すべてで1〜2問出る。QC七つ道具の図の名称を記述から答える問題(パレート図・ヒストグラム・散布図・管理図)が最も多く、ほかに品質管理の考え方とISO 9000の用語、令和6年度からは平均・中央値・範囲の計算も出た。図の特徴(大きい順・分布・相関・管理限界線)の一言で名称が決まるので確実に取る。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、品質管理で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 No.60:品質管理は工程管理(日程)とは別。品質の確認と是正が必要。是正処置は起きた不適合の再発防止,予防処置は起こり得る不適合の発生防止。
  • 令和7年度 No.59:ヒストグラムは「範囲→区間→度数表→柱状図」。
  • 令和7年度 No.60:相関=散布図。
  • 令和6年度 No.59:中央値は「小さい順に並べ替えてから」真ん中を取る。測定順の真ん中ではない。
  • 令和6年度 No.60:管理限界線があれば管理図。パレート図は「大きい順の棒+累積線」。QC七つ道具:パレート図・特性要因図・ヒストグラム・散布図・チェックシート・管理図・層別(グラフ)。
  • 令和5年度 No.62:品質は「検査でつくるのではなく工程でつくり込む」。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

応用能力・施工管理では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。