試験・検査

重要度 B応用能力・施工管理・施工で出題過去問 14問

試験・検査は、1級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録911問中14問・重要度B)。出題されるのは応用能力・施工管理・施工です。

要点:絶縁抵抗測定、絶縁耐力試験、接地抵抗測定、保護継電器の試験、竣工検査。

覚える要点

  • 公称電圧6,600Vの高圧ケーブルの絶縁耐力試験は、交流なら最大使用電圧の1.5倍(10,350V)、直流ならその2倍(最大使用電圧の3倍の20,700V)を、いずれも連続して10分間加える(5分間は誤り)
  • 絶縁耐力試験の前に、変圧器や計器用変成器の二次側は接地した状態であることを確かめる(接地を外すのは誤り)
  • 特別高圧の計器用変成器の二次側と特別高圧の避雷器はA種接地工事で10Ω以下(20Ω・30Ωは不良)、高圧の計器用変成器の二次側はD種接地工事
  • メッシュ接地の接地抵抗は、分極の影響を避けるため交流で、低い抵抗を正確に測れるよう十分大きな電流で測定する(直流や1A程度では誤差が大きい)
  • 照度測定で信頼性が要求される基準への適合性評価には一般形AA級照度計を使う。測定面の高さは指定がなければ床上80cm(和室は40cm)
  • 工場立会検査では絶縁耐力試験を省略しない(分割搬入でも工場で行う)。現場代理人の立会いは必須ではない

勉強のしかた:10回すべてで1〜3問出る。絶縁耐力試験(交流1.5倍・直流はその2倍・10分間・二次側は接地)、接地抵抗の判定(特別高圧の避雷器・計器用変成器はA種10Ω)、照度測定(AA級・床上80cm)が繰り返し出る。電技の解釈の試験電圧と接地の種類を表にまとめ、数値を一つずつ確かめる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、試験・検査で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 No.59:工場検査(出荷前の性能確認)と現地試験(据付後の確認)はそれぞれ必要。
  • 令和8年度 No.64:照度測定の高さ:床上80cm,和室は40cm,廊下などは床面。
  • 令和7年度 No.64:絶縁耐力試験:交流1.5倍・10分間,ケーブルは直流(交流の2倍)・10分間でもよい。
  • 令和6年度 No.64:B種の計算(150/I)と,A種10Ω・D種100Ωを組み合わせて判断する。
  • 令和5年度 No.67:絶縁耐力試験では,試験しない低圧側は接地して守る。試験の前後に絶縁抵抗を測り,試験後は残留電荷を放電してから触れる。
  • 令和4年度 No.67:A種・C種10Ω,D種100Ω,B種は計算(150/Iなど)。避雷器はA種。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

応用能力・施工管理・施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。