左官工事

重要度 B施工・能力で出題過去問 14問

左官工事は、2級建築施工管理技士 第一次検定の平成30年度〜令和8年度(16回)のうち14回で出題された論点です(収録800問中14問・重要度B)。出題されるのは施工・能力です。

要点:モルタル塗り、セルフレベリング材、仕上塗材、床コンクリートの直均し仕上げ。

覚える要点

  • セメントモルタル塗りの1回の塗り厚は7mm以下(各層6mm程度は可)とし、1回の練混ぜ量は60分以内に使い切れる量とする。下塗りは富調合、上塗りは貧調合で、下塗り用の砂は粒度の粗いA種
  • 吸水調整材は厚膜にならないよう薄く塗り、乾燥させてから(一般に1時間以上おいて)下塗りをする。下塗り後は14日以上放置してひび割れを出してから次を塗り、むら直しは下塗りの後・中塗りの前に行う。保水剤はドライアウトを防ぐ
  • セルフレベリング材は、打込み後1か月程度以上たって乾燥した下地に、吸水調整材が乾燥してから流し込み、標準塗厚10mmなら1回で流す。流し込み中から硬化するまでは窓や開口部をふさいで通風を避け、養生は7日以上(低温なら14日以上)
  • 床コンクリートの直均し仕上げでは、ガイドレールをコンクリートの打込み前に設置する。指で押しても少ししか入らない程度になったら木ごてで中むら取りをし、金ごてで中ずり・仕上げ押えをする(機械ごてを使っても最終は金ごて)
  • 張物下地の直均し仕上げは、最終こて押えの後12時間程度たってから2〜3日間散水養生する
  • 仕上塗材の下塗材・主材・上塗材は同一製造所の製品とし、所要量は希釈前の仕上塗材の使用質量で表す。複層仕上塗材の凹凸状仕上げは吹付け、ゆず肌状はローラー塗り。シーリング面には硬化後に塗り、合成樹脂エマルションパテは屋外や湿潤箇所に使わない

勉強のしかた:16回中14回出ており、セメントモルタル塗り・セルフレベリング材塗り・床コンクリートの直均し仕上げ・仕上塗材仕上げが順に出る。モルタルの7mm・60分・14日と「下塗りは富調合・上塗りは貧調合」、吸水調整材は薄く塗って乾かす、セルフレベリング材は硬化まで通風を避ける、ガイドレールは打込み前を押さえる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、左官工事で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 前期 No.25:直均し仕上げの順序:ガイドレール設置(打込み前)→ 打込み・均し → 木ごて中むら取り → 金ごて中ずり → 仕上げ押え → 養生。
  • 令和7年度 後期 No.24:左官材料は塗り作業中は「通風を避ける」,硬化後に「乾燥させる」。
  • 令和6年度 前期 No.40:モルタル塗りは「下地に近いほど富調合,表面ほど貧調合」。
  • 令和5年度 前期 No.41:セルフレベリング材は硬化するまで「風に当てない」。
  • 令和4年度 後期 No.25:モルタル塗りは「下塗りは富調合,上塗りは貧調合」。強いモルタルを弱い下地に塗るとはく離しやすい。
  • 令和4年度 前期 No.25:ガイドレールは打込み時の均しの基準なので「打込み前」に設置する。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

施工・能力では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。