港湾

重要度 B専門土木で出題過去問 19問

港湾は、2級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(19回)のうち19回で出題された論点です(収録1189問中19問・重要度B)。出題されるのは専門土木です。

要点:防波堤、係留施設、浚渫・埋立て。

覚える要点

  • 防波堤は傾斜堤(捨石・ブロックを台形に積む、浅く小規模・軟弱地盤向き)、直立堤、混成堤(深い水深の大規模向き)に分けられる
  • ケーソンは静穏時に引き船で曳航し、据付けは各隔室に均等注水して着底直前に止め、潜水士が位置を確認・修正して再注水する。据付け後ただちに中詰め(ガット船で投入)し蓋コンクリートを打つ。仮置きは注水して沈設
  • 隔壁には注排水のための通水孔を設ける。注水した水は周囲の海水と同じで安定には寄与しない
  • グラブ浚渫船は構造物前面や狭い場所・中小規模に適するが底面を平坦に仕上げにくい。非航式の船団はグラブ浚渫船・引船・土運船・揚錨船。余掘りは計画水深確保のために必要で、出来形測量は浚渫船が現場にいる間に音響測深機で行う

勉強のしかた:毎年1問でケーソン式混成堤の施工かグラブ浚渫。ケーソンは「均等注水→一時停止→位置修正→着底→速やかに中詰め」の手順、浚渫は船団の構成と測量の時期を覚える。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、港湾で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 後期 No.31:蓋コンクリートの目的は「中詰め材の流出防止」。据付け後すぐに中詰め、中詰め後すぐに蓋、の順で波浪に備える。
  • 令和8年度 前期 No.31:グラブ浚渫は底面を平坦に仕上げにくいが、小回りが利き構造物の近くでも施工できる点が長所である。
  • 令和7年度 後期 No.31:海上作業船の用途の区別(ガット船=中詰材投入,起重機船=重量物のつり上げ・据付け)を押さえる。
  • 令和7年度 前期 No.31:出来形測量を浚渫船の撤収後に行うと、浚渫不足があっても手直しができなくなる。
  • 令和6年度 後期 No.31:据付け後は時間をおかず速やかに中詰めを行う点もよく問われる。
  • 令和6年度 前期 No.31:「平坦な仕上げ」はグラブ浚渫の短所であり,長所(狭い場所・構造物前面で使える)と対で覚える。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

専門土木では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。