機械設備
重要度 B関連分野で出題過去問 17問
機械設備は、2級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録1078問中17問・重要度B)。出題されるのは関連分野です。
要点:空気調和・換気、給排水、消火設備。
覚える要点
- 第1種機械換気は給気・排気とも機械、第2種は給気のみ機械で室内が正圧、第3種は排気のみ機械で負圧。厨房・便所など汚染源のある室は負圧(第3種など)にし、厨房を正圧・第2種にするのは誤り
- 水道直結直圧方式はポンプを使わないので停電時も給水でき、本管の圧力変化の影響を受ける。受水槽を置くポンプ直送方式・高置水槽方式は本管の圧力の影響を受けず、ポンプ直送方式は高置水槽がないので水質汚染の可能性は低い。直結増圧方式は増圧ポンプで給水圧力をほぼ一定に保つ
- ヒートポンプの冷媒は蒸発器(吸熱)→圧縮機→凝縮器(放熱)→膨張弁の順に流れ、原理図で圧縮機・凝縮器の名称を答える問題が繰り返し出る
- 排水槽の排水ポンプは高い水位で始動し低い水位で停止する(電極棒の位置で判断)。通気管は雨水排水立て管と兼用しない
勉強のしかた:毎回1問出る(関連分野の選択問題)。換気方式(第1種〜第3種と室圧)、給水方式の特徴(直結直圧は停電に強い、受水槽方式は本管の圧力の影響を受けない)、ヒートポンプの原理図がほぼ順番に出るので、この3つを押さえれば得点しやすい。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、機械設備で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.30:ポンプ直送方式は「水槽が 1 つ(受水槽のみ)で汚染の可能性は低いが,停電で給水が止まる」。高置水槽方式との違いを対比で覚える。
- 令和7年度 後期 No.30:第 1 種=給気機+排気機,第 2 種=給気機のみ(正圧),第 3 種=排気機のみ(負圧)。汚れた空気を出す室(便所・厨房・浴室)は負圧にする。
- 令和7年度 前期 No.30:冷媒の流れは「蒸発器 → 圧縮機 → 凝縮器 → 膨張弁」。暖房時は室内側が凝縮器,冷房時は四方弁で流れを逆にして室内側が蒸発器になる。
- 令和6年度 後期 No.30:高置水槽方式は「重力で給水するので圧力一定・停電や断水に強い・水槽が 2 つで汚染の可能性」。本管の圧力の影響を受けるのは水道直結方式である。
- 令和6年度 前期 No.30:機械を使う側を覚える:第 1 種=両方,第 2 種=給気,第 3 種=排気。
- 令和5年度 後期 No.32:通気管は「雨水管と兼用しない」。トラップの封水を守るのが通気の目的。
この論点の問題
ポンプ直送方式の給水令和8年度 前期 No.30
換気設備の室圧令和7年度 後期 No.30
ヒートポンプの原理(圧縮機)令和7年度 前期 No.30
高置水槽方式の給水令和6年度 後期 No.30
換気方式の種類令和6年度 前期 No.30
排水・通気設備令和5年度 後期 No.32
換気対象室と換気方式令和5年度 前期 No.32
水道直結増圧方式令和4年度 後期 No.32
ヒートポンプの原理令和4年度 前期 No.32
ポンプ直送方式(受水槽方式)令和3年度 後期 No.32
換気設備令和3年度 前期 No.32
ヒートポンプの原理(圧縮機)令和2年度 後期 No.33
機械換気の方式令和元年度 後期 No.33
排水槽の液面制御の電極棒令和元年度 前期 No.33
ポンプ直送方式平成30年度 後期 No.33
水道直結直圧方式平成30年度 前期 No.33
換気設備平成29年度 No.33
同じ分野で出る論点
関連分野では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。