メッシュ接地の接地抵抗測定(電圧降下法)
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.72の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
変電所に施設するメッシュ接地工事の電圧降下法による接地抵抗測定に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:3.電流回路の接地電流値は,1Aとした。
解き方
- 変電所のメッシュ接地は接地抵抗が非常に小さいので,電圧降下法では大きな測定電流を流して電位上昇を大きくし,誘導電圧や迷走電流の影響を相対的に小さくする必要がある。
- 一般に数A〜数十A程度の電流を流して測定する。接地電流を1Aとした選択肢3が最も不適当と考えられる。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。測定電圧が小さいので,近くの送電線などからの誘起電圧の影響を受けやすい。
- 2.適当。電流回路は交流で構成する(直流では電極の分極が生じる)。
- 3.最も不適当。1Aでは電位上昇が小さすぎ,誘導の影響で誤差が大きくなる。
- 4.適当。補助接地極はメッシュ接地の大きさに対して十分に遠く(数百m程度)離して設ける。
引っかけ:低い接地抵抗を正確に測るには「大電流・遠い補助極」。
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→令和4年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和4年度(2022年6月12日(日)実施) No.72。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する