高圧ケーブルの絶縁耐力試験
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.76の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
公称電圧6 600Vの交流電路に使用する高圧ケーブルの絶縁性能の試験(絶縁耐力試験)に関する記述として,「電気設備の技術基準とその解釈」上,不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.直流試験電圧は,最大使用電圧の2.0倍とした。
解き方
- 電気設備の技術基準の解釈第15条(高圧又は特別高圧の電路の絶縁性能)では,最大使用電圧7 000V以下の電路は最大使用電圧の1.5倍の交流電圧を連続して10分間加えて耐えることとしている。ケーブルを使用する電路は,その交流試験電圧の2倍の直流電圧で行うことができる。
- 公称電圧6 600Vの最大使用電圧は6 600×1.15/1.1=6 900Vなので,交流試験電圧は6 900×1.5=10 350V,直流試験電圧は10 350×2=20 700V(最大使用電圧の3倍)となる。
- 直流試験電圧を最大使用電圧の2.0倍とした2が不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。交流試験電圧は最大使用電圧の1.5倍(6 900V×1.5=10 350V)である。
- 2.不適当。直流では交流試験電圧の2倍,すなわち最大使用電圧の3倍(20 700V)とする。
- 3.適当。交流試験電圧は連続して10分間加える。
- 4.適当。直流で行う場合も連続して10分間加える。
引っかけ:直流の試験電圧は「交流試験電圧の2倍」。最大使用電圧の2倍ではない。最大使用電圧は公称電圧×1.15/1.1で求める。
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論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.76。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する