高圧受電設備の絶縁耐力試験
これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.76の問題です。論点は「試験・検査」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
高圧受電設備の絶縁耐力試験に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:2.試験実施の前に,計器用変成器の二次側の接地を外していることを確認した。
解き方
- 絶縁耐力試験では,高圧の電路と機器に試験電圧を加える。計器用変成器の二次側は,静電誘導などで高い電圧が現れないよう,接地したまま(又は短絡して接地して)試験を行う。
- 二次側の接地を外していることを確認したとした2は,二次回路に高電圧が現れるおそれがあり危険なので不適当である。
選択肢ごとの解説
- 1.適当。試験の前後に絶縁抵抗を測定し,試験で絶縁が損なわれていないことを確かめる。
- 2.不適当。計器用変成器の二次側は接地しておく。
- 3.適当。試験電圧の半分程度までは徐々に昇圧し,検電器で電圧が加わっていることを確かめてから試験電圧まで上げる。
- 4.適当。試験後は電圧を零に下げて電源を切り,検電して無電圧を確かめてから接地し,ケーブルなどに残った電荷を放電する。
引っかけ:二次側の接地は危険防止のためのもの。外すと二次回路に高電圧が現れるおそれがある。試験後の残留電荷の放電も忘れない。
同じ論点の過去問
令和8年度 No.59受変電設備の工場立会検査
令和8年度 No.64照度測定方法(JIS C 7612)
令和7年度 No.64高圧ケーブルの絶縁耐力試験
令和6年度 No.64接地抵抗値の判定
令和5年度 No.67高圧受電設備の絶縁耐力試験
論点ページ:試験・検査の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和元年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和元年度(2019年6月9日(日)実施) No.76。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する