道路法・道路交通法

重要度 B法規・倫理で出題過去問 15問

道路法・道路交通法は、1級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録600問中15問・重要度B)。出題されるのは法規・倫理です。

要点:道路の占用・使用許可、車両制限令、道路構造令、道路標識。

覚える要点

  • 道路法の道路は高速自動車国道・一般国道・都道府県道・市町村道の4種。路線が重複する部分は上級の道路の規定を適用。占用物件の維持管理は道路占用者が行う
  • 道路占用許可は道路管理者(道路法第32条)、道路使用許可は所轄警察署長(道交法第77条)で、道路管理者の工事は警察署長への協議で足りる(第80条)。2警察署にまたがる場合はいずれか一方の許可
  • 特殊車両の通行許可は道路管理者(道路法第47条の2)で、複数の道路管理者にまたがる場合は一の道路管理者が他の管理者と協議・同意を得て許可。制限外積載許可は出発地の警察署長
  • 道路構造令:歩道は歩行者の多い道路3.5m以上・その他2m以上、自転車歩行者道は4m以上・3m以上、自転車道2m以上。建築限界の高さは普通道路4.5m、重要物流道路4.8m、小型道路3m
  • 非常災害時に道路管理者は土地の一時使用、土石・竹木の使用・収用ができる(道路法第68条)。道路使用許可申請書の記載事項に発注者の住所・氏名は含まれない
  • 路側式標識の設置高さは案内標識が下端180cm以上、規制・指示標識100cm以上、警戒標識は中央まで100cm以上

勉強のしかた:分野4で毎年1〜2問出る。「占用は道路管理者、使用は警察」「協議の相手」「道路構造令の幅員と建築限界の数値」を押さえ、過去問で数値の差替えと主体の入替えを確認する。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、道路法・道路交通法で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問54:2018年の道路法改正で重要物流道路制度ができ、建築限界4.8mが加わった。
  • 令和6年度 問56:道路の維持修繕は道路管理者、占用物件の維持管理は道路占用者。
  • 令和5年度 問55:窓口が一つになることを「上位の道路管理者だけの許可で足りる」と言い換えている。
  • 令和4年度 問55:4.5m(普通道路)と4.8m(重要物流道路)の区別。
  • 令和3年度 問4:警戒標識だけは下端ではなく標示板の中央まで測る。この測り方の違いは正しい記述で、誤りは案内標識の高さのほうである。なお道路管理者が設置する場合の標準(道路標識設置基準)は、路側式でどの標識も180cm(歩道上で幅員が不十分な場合は250cm)である。
  • 令和3年度 問55:申請者は工事を行う施工者であり、発注者の情報は求められていない。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

法規・倫理では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。