労働安全衛生法

重要度 B法規・倫理で出題過去問 11問

労働安全衛生法は、1級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち9回で出題された論点です(収録600問中11問・重要度B)。出題されるのは法規・倫理です。

要点:安全衛生管理体制、作業主任者、特別教育。

覚える要点

  • 選任の規模:総括安全衛生管理者は建設業で常時100人以上、安全管理者・衛生管理者・産業医・安全委員会・衛生委員会は常時50人以上。統括安全衛生責任者は混在作業で常時50人以上(ずい道等は30人)
  • 総括安全衛生管理者の業務は危険・健康障害の防止措置、安全衛生教育、健康診断、労働災害の原因調査と再発防止で、労働時間・休日や災害補償は含まない
  • 特定元方事業者の措置は協議組織の設置・運営、作業間の連絡調整、毎作業日1回以上の巡視、関係請負人の安全衛生教育への指導援助、工程・機械配置の計画作成(特定元方事業者自身が作成)
  • 車両系建設機械:接触の危険がある箇所に労働者を立ち入らせず、誘導者を置くときは誘導者が合図を行い運転者が従う。前照灯は照度が保持された場所では不要。乗車席以外に搭乗させない
  • 安全委員会等は毎月1回以上開催し議事録は3年保存、救護訓練の記録は3年保存、健康診断個人票は5年保存、安全管理者は14日以内に選任

勉強のしかた:分野4で毎年1〜2問出る。人数(50人・100人・30人)、期間(毎月・3年・5年・14日)、「総括」と「統括」の違いを覚え、安衛法の業務に労基法の労働条件を混ぜた肢を見抜く。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、労働安全衛生法で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問52:建設業で常時100人以上が基準になるのは総括安全衛生管理者だけで、安全管理者・衛生管理者・産業医は常時50人以上。また「総括安全衛生管理者」(事業場ごと)と「統括安全衛生責任者」(混在作業の場所ごと)は別の者である。本問はこの2つの取り違えが同時に含まれ、(2)・(4) のどちらも誤りの肢になっている。
  • 令和7年度 問52:50人・100人の人数基準の取り違え。統括安全衛生責任者(元方)と総括安全衛生管理者(事業場)の名称の似かよいにも注意。
  • 令和6年度 問46:委員会は「毎月」。健康診断個人票5年、救護訓練記録3年の保存年限も確認する。
  • 令和6年度 問54:統括安全衛生管理の措置と、労働基準法上の使用者の義務(労働時間等)を混同させる肢である。
  • 令和4年度 問45:保存期間(3年・5年)と開催頻度(毎月)の数値の入れ替え。
  • 令和4年度 問53:選任基準の人数は労働安全衛生法施行令に定められている(問の「規則」は総称的な表現)。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

法規・倫理では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。