退職給付引当金
重要度 B第1・5問で出題過去問 11問
退職給付引当金は、建設業経理士2級の第29〜39回(11回)のうち11回で出題された論点です(収録142問中11問・重要度B。うち11問は精算表の一部として出題)。出題されるのは第1問・第5問です。
要点:退職給付費用を本社分と現場分に分け、現場分は未成工事支出金(工事原価)に含める。支払時は引当金を取り崩す。
覚える要点
- 退職給付引当金の当期繰入額は、現場作業員分を未成工事支出金(工事原価)、本社事務員分を退職給付引当金繰入額(販売費及び一般管理費)に分けて計上する。貸方はどちらも退職給付引当金。
- 精算表では本社分を販売費及び一般管理費の行に足さず、解答用紙に用意された退職給付引当金繰入額の行に書く。
- 現場分は未成工事支出金の借方に入るので、次期繰越額との差額で完成工事原価へ振り替える金額に影響する。
- 退職金を支払ったときは引当金を取り崩す(借方 退職給付引当金/貸方 現金預金)。
勉強のしかた:第5問(8)で毎回出る定型項目。繰入額を2つに分ける仕訳を精算表の整理記入欄に転記する練習をし、未成工事支出金への集計漏れがないか確かめる。
この論点を含む問題
次の問題では、精算表の中の一部として退職給付引当金が問われます。解説の該当箇所で、この論点の処理を確かめてください。
精算表(現金過剰・棚卸減耗損・建設仮勘定の振替と期中完成建物の償却・予定計上差額)第39回 第5問
精算表(銀行勘定調整・仮払金の整理・生産高比例法の予定計上差額・期中取得備品)第38回 第5問
精算表(未渡小切手・減価償却の予定計上・備品の期首売却・建設仮勘定の振替・引当金3種・法人税等)第37回 第5問
精算表(現金過剰・仮設材料のすくい出し・建設仮勘定の振替・減価償却の予定計上・引当金・法人税等)第36回 第5問
精算表(当座預金の差異調整・生産高比例法の予定計上・仮払金と仮受金の整理・引当金3種・法人税等)第35回 第5問
精算表(現金過不足・仮設材料の評価額・減価償却の予定計上・建設仮勘定の振替・貸倒引当金戻入・法人税等)第34回 第5問
精算表(現金過不足・棚卸減耗・仮払金と仮受金の整理・減価償却の予定計上・有価証券の評価・引当金3種・法人税等)第33回 第5問
精算表(現金過不足・仮設材料のすくい出し・仮払金の利息と中間納付・建設仮勘定の振替・引当金4種・法人税等)第32回 第5問
精算表(当座預金の残高照合・減価償却の予定計上・仮払金と仮受金の整理・定率法・法人税等)第31回 第5問
精算表(現金過不足・仮設材料のすくい出し・仮払金の利息前払・仮受金3区分・機械の予定計上)第30回 第5問
精算表(未渡小切手・棚卸減耗・減価償却の予定計上・仮払金と仮受金の整理・個別評価の貸倒引当金・補償引当金の戻入・法人税等)第29回 第5問
同じ大問で出る論点
第1・5問では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが第29〜39回の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。