第38回 第5問 論点:精算表重要度 A
精算表(貸倒引当金の決算整理)
次の決算整理事項にもとづいて、精算表の各欄に記入する金額を答えなさい。
決算整理前残高試算表の貸倒引当金の残高は ¥150,000(貸方)である。受取手形 ¥4,000,000 および完成工事未収入金 ¥16,000,000 の期末残高に対して 2% の貸倒引当金を差額補充法により設定する。
解答欄
正解
| 整理記入・貸方(貸倒引当金) | 250,000 円 |
|---|---|
| 損益計算書・借方(貸倒引当金繰入額) | 250,000 円 |
| 貸借対照表・貸方(貸倒引当金) | 400,000 円 |
解き方
- 必要額 = (4,000,000 + 16,000,000) × 2% = 400,000。
- 繰入額 = 400,000 − 150,000 = 250,000。整理記入の貸方(貸倒引当金)と、損益計算書の借方(貸倒引当金繰入額)はこの金額。
- 貸借対照表の貸倒引当金は、残高 150,000 + 整理記入 250,000 = 400,000。
引っかけ:貸借対照表に「繰入額」を書いてしまうミスが多発します。貸借対照表は残高(必要額の 400,000)、損益計算書は当期の費用(繰入額 250,000)です。