施工計画・原価管理

重要度 A施工管理で出題過去問 21問

施工計画・原価管理は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録400問中21問・重要度A)。出題されるのは施工管理です。

要点:施工計画書、事前調査、仮設、原価管理と実行予算、ICT 活用工事。

覚える要点

  • 施工計画書の記載事項は工事概要・計画工程表・現場組織表・主要機械・主要資材・施工方法・施工管理計画・安全管理・緊急時の体制・交通管理・環境対策など。原価管理は受注者内部の管理で記載しない
  • 内容に重要な変更があれば着手前に変更施工計画書を提出する(竣工時ではない)。工期末の精算変更など軽微な変更は不要
  • 設計図書と現地が一致しないときは直ちに監督職員に通知して確認を求め、発注者と協議する。施工計画は手続きの終了を待たず、手続きを含めて立案。地下埋設物は試掘などで事前に確認
  • 工事費の構成:直接工事費+共通仮設費=純工事費、純工事費+現場管理費=工事原価、工事原価+一般管理費等=工事価格。共通仮設費と現場管理費が間接工事費で、直接工事費が変われば連動する
  • 原価管理は実行予算と実績原価を日常的に対比し、残工事を含めた最終利益の見込みを出して対策をとる。費目は材料費・労務費・外注費・経費の4つ。工種別の実行予算は工事内容を把握しやすい
  • 施工計画の検討事項で騒音・振動・公害対策は環境保全(安全確保ではない)。舗装工の出来形管理にUAV写真測量は精度不足で対象外

勉強のしかた:分野3で毎年2問出る。施工計画書に書く項目と書かない項目(原価)、変更の提出時期、工事費の構成の式を覚える。原価管理は「日常的に対比」「最終利益の見込み」が繰り返し問われる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、施工計画・原価管理で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問23:「契約図書だから優先」はもっともらしいが、不一致は発注者との協議事項である。
  • 令和8年度 問26:純工事費に入るのは「共通仮設費」、工事原価で加わるのが「現場管理費」。
  • 令和7年度 問23:施工計画は品質・工程・安全・環境を扱うが、原価は発注者に出す書類には書かない。
  • 令和7年度 問26:工事費の構成(直接工事費・共通仮設費・現場管理費・一般管理費等)の区分を問う。
  • 令和6年度 問25:「竣工後」とすることで、事後処理でよいかのように見せている。
  • 令和6年度 問28:費目の数と、材料費の欠落。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

施工管理では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。