塗装工事
重要度 B仕上施工・応用能力で出題過去問 10問
塗装工事は、1級建築施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録760問中10問・重要度B)。出題されるのは仕上施工・応用能力です。
要点:コンクリート素地面の塗装、塗料の希釈と工程間隔時間、研磨紙ずり、亜鉛めっき鋼面・木部の塗装。
覚える要点
- 木材保護塗料は希釈せず、原液のまま使う(希釈するとした選択肢が4回誤りとして出ている)
- 合成樹脂エマルションペイントは水系で、水で希釈し有機溶剤は使わない。中塗りから次の工程までの間隔は20℃で3時間以上で、屋外や屋内の水掛り部分には耐水性の高い1種を使う
- 2液形ポリウレタンエナメルなど反応硬化形の塗料は工程間隔が長く、中塗りから上塗りまで20℃で16時間以上(7日以内)。2液形は可使時間内に使い終える量だけ調合する
- NAD塗りは下塗り・中塗り・上塗りとも同一材料で、塗付け量は各0.10kg/m²。中塗り前の研磨紙ずりは研磨紙P220〜240で行い、下塗りは素地に浸透させるため、はけ又はローラーブラシで塗る
- 亜鉛めっき鋼面の常温乾燥形ふっ素樹脂エナメル塗りの下塗りは変性エポキシ樹脂プライマー、コンクリート面のアクリルシリコン樹脂エナメル塗りの下塗りは反応形合成樹脂シーラー。気温が5℃以下のときは塗装しない
勉強のしかた:10回すべてで1問出て、令和4年度は応用能力で出た。木材保護塗料は原液、EPは水で希釈し工程間隔3時間、2液形ポリウレタンエナメルは16時間以上、NADは各層0.10kg/m²という組合せが毎回のように並ぶので、塗料ごとに希釈と工程間隔を整理する。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、塗装工事で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 No.35:2液形の反応硬化形塗料は工程間隔が長い(20℃で16時間以上)。
- 令和4年度 No.59:エマルション(EP・EP-G)は水系,NADは非水分散形(溶剤系)。
- 令和2年度 No.41:研磨紙の番号は大きいほど細かい。塗膜間の研磨紙ずりはP220〜240程度。
- 平成29年度 No.41:反応硬化形の塗料は工程間隔時間が長い。
この論点の問題
塗装工事(塗付け量・工程間隔・希釈)令和8年度 No.35
塗装工事(施工条件・工程間隔・木材保護塗料)令和7年度 No.36
塗装工事令和6年度 No.36
塗装工事(研磨紙ずり・工程間隔・木材保護塗料)令和5年度 No.37
コンクリート素地面の塗装工事令和4年度 No.59
塗装工事(木材保護塗料・ふっ素樹脂・NAD・EP)令和3年度 No.36
コンクリート素地面の塗装工事令和2年度 No.41
コンクリート素地面の塗装令和元年度 No.41
塗装工事(下塗り・塗付け量・希釈)平成30年度 No.41
コンクリート素地面の塗装平成29年度 No.41
同じ分野で出る論点
仕上施工・応用能力では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。