建設機械・揚重運搬
重要度 B躯体施工で出題過去問 10問
建設機械・揚重運搬は、1級建築施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録760問中10問・重要度B)。出題されるのは躯体施工です。
要点:クレーン・工事用エレベーターなどの揚重運搬機械と建設機械の選定。
覚える要点
- 建設用リフトは荷のみを運搬するもので人を乗せてはならず、人も運べるのはロングスパン工事用エレベーター。建設用リフトの定格速度は積載荷重相当の荷をのせて上昇させるときの最高速度
- ロングスパン工事用エレベーターは搬器の傾きが1/10の勾配を超えると動力を自動的に遮断する。搬器の周囲には高さ90cm以上の手すりと中さん・幅木を設け、定格速度0.75m/s超は次第ぎき非常止め装置とする
- 定格荷重はつり上げ荷重からフック等のつり具の重量を除いた荷重。強風(10分間の平均風速10m/s以上)では作業を中止する。6,600Vの配電線との離隔距離は2m以上が目安。地表から60m以上の物件には航空障害灯を設ける
- 深く掘削できるのはアースドリル掘削機よりリバース掘削機。バックホウは機械より低い場所の掘削、ブルドーザーは盛土・押土・整地に向き、ラフテレーンクレーンは1つの運転室で走行とクレーン操作ができる
勉強のしかた:10回すべてで1問出る。ロングスパン工事用エレベーターの傾き1/10(4回)と建設用リフトは荷のみ(3回)が誤りの選択肢の定番で、配電線の離隔距離2m、定格荷重とつり上げ荷重の違い、掘削深さはリバース工法のほうが深いことも押さえる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、建設機械・揚重運搬で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 No.30:掘削深さは,リバース工法>アースドリル工法。
- 令和7年度 No.29:離隔距離の目安:低圧1m,高圧(6,600V)2m,特別高圧はさらに大きい。
- 令和6年度 No.30:ロングスパン工事用エレベーターの傾き「1/10」は、乗込みスロープ等の勾配の数字と混同しやすい。
- 令和2年度 No.33:建設用リフト・簡易リフトは「荷のみ」。人も運べるのは工事用エレベーター。
- 令和元年度 No.33:定格荷重はつり具の重量を除いた荷重,つり上げ荷重はつり具を含んだ荷重。
- 平成30年度 No.33:人も乗れるのはロングスパン工事用エレベーター(人荷共用),建設用リフトは荷のみ。
この論点の問題
建設機械(ブルドーザー・クレーン・掘削機)令和8年度 No.30
揚重運搬機械(建設用リフト・移動式クレーン)令和7年度 No.29
工事用エレベーター・クレーン・ゴンドラ令和6年度 No.30
建設機械の特徴と用途令和5年度 No.29
揚重運搬機械令和4年度 No.30
建設機械(建設用リフト・トラッククレーン・アジテータ・工事用エレベーター)令和3年度 No.30
揚重運搬機械(建設用リフト・移動式クレーン)令和2年度 No.33
揚重運搬機械(工事用エレベーター等)令和元年度 No.33
工事用エレベーターと建設用リフト平成30年度 No.33
揚重運搬機械(クレーン・建設用リフト・工事用エレベーター)平成29年度 No.32
同じ分野で出る論点
躯体施工では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。