建築基準法

重要度 C法規で出題過去問 10問

建築基準法は、1級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録975問中10問・重要度C)。出題されるのは法規です。

要点:仮設建築物(現場事務所など)への適用・除外。

覚える要点

  • 工事現場の仮設事務所等には建築確認(第 6 条)、敷地の衛生・安全(第 19 条)、第 3 章の集団規定(接道・建蔽率・容積率・斜線制限)が適用されない
  • 構造耐力(第 20 条)、居室の換気(第 28 条、床面積の 1/20 以上)、維持保全(第 8 条)は適用除外ではなく仮設建築物にも適用される
  • 屋根の規定(第 62 条)は防火・準防火地域内で延べ面積 50m² を超える仮設建築物に適用される
  • 建築面積は外壁または柱の中心線で囲まれた部分の水平投影面積

勉強のしかた:毎年1問で「制限の緩和が適用されない(=そのまま適用される)規定」を選ぶ形。除外される条文と残る条文を2列で覚え、50m²の境目を確認する。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、建築基準法で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問題A No.63:延べ面積50m²が境目である。本問は45m²なので、防火・準防火地域内でも屋根の規定(第62条)は適用されない。
  • 令和7年度 問題A No.63:採光・換気、構造耐力(第20条)など、利用者の健康・安全に直結する単体規定は仮設の現場事務所にも適用される。
  • 令和6年度 問題A No.63:現場事務所も建築物に当たるため確認が必要と考えやすいが、第85条第2項で適用が除外されている。
  • 令和5年度 問題A No.58:仮設の現場事務所で除外されない代表が第20条(構造耐力)である。
  • 令和4年度 問題A No.58:延べ面積50m²の境目(第62条の適用)と、第28条(採光・換気)・第20条(構造耐力)は適用されることを押さえる。
  • 令和3年度 問題A No.58:問いの「適用されないもの」は「制限の緩和が適用されないもの」、つまり仮設建築物にもそのまま適用される規定を選ぶ意味である。適用除外になる規定を選ぶ問題と取り違えない。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。