道路法・車両制限令

重要度 C法規で出題過去問 10問

道路法・車両制限令は、1級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録975問中10問・重要度C)。出題されるのは法規です。

要点:道路の占用、車両の幅・重量・高さの制限、特殊車両の通行許可。

覚える要点

  • 道路の占用(電線・水管・ガス管、工事用の板囲・足場・詰所など)は道路管理者の許可。重量の著しい増加を伴わない構造変更は許可不要。道路使用許可(警察署長)とは別の手続
  • 占用のための掘削の埋戻しは層ごとに 0.3m(路床部 0.2m)以下で締め固め、わき水は道路の排水に支障ないよう措置すれば道路の排水施設に排出できる
  • 限度超過車両の通行許可は道路管理者に申請し、二以上の道路にまたがるときは一の道路管理者に申請すれば他と協議。許可証は通行中、車両に備え付ける
  • 車両の幅・重量・高さ・長さ・最小回転半径の最高限度は車両制限令で定める

勉強のしかた:毎年1問。「許可の主体は道路管理者(道路使用許可の警察署長と区別)」「埋戻しの層厚0.3m/0.2m」「許可証は車両に備え付け」の3点を押さえれば足りる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、道路法・車両制限令で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問題A No.61:通行中に道路管理者等から確認を受けるのは車両なので、許可証も車両に備え付ける。
  • 令和7年度 問題A No.61:申請窓口は一本化されており、他の道路管理者との協議は許可する道路管理者が行う。
  • 令和6年度 問題A No.61:「いかなる場合でも」のように例外を認めない表現は、誤りの目印になりやすい。
  • 令和5年度 問題A No.56:「交通に支障を及ぼすおそれのない」という修飾で許可不要と思わせる選択肢に注意する。
  • 令和4年度 問題A No.56:「いかなる場合でも」「必ず」など例外を認めない表現は誤りの目印になりやすい。
  • 令和3年度 問題A No.56:道路管理者以外の者が行う道路の工事は「承認」(第24条)、道路の占用は「許可」(第32条)、国の事業の占用は「協議・同意」(第35条)と区別する。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。