道路・交通の設備

重要度 B電気設備で出題過去問 13問

道路・交通の設備は、1級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録911問中13問・重要度B)。出題されるのは電気設備です。

要点:道路照明・トンネル照明、交通信号、駐車場の車路管制。

覚える要点

  • 不快グレアは運転者に心理的な不快感を与えるまぶしさ、視機能低下グレアは対象物の見え方に悪影響を与えるまぶしさで、この2つの説明の入替えが繰り返し出る。視機能低下グレアの確認では相対閾値増加が規定値以下であること(輝度・均斉度は以上)
  • 平均路面輝度は見た目の明るさ(cd/m²)で、単位面積当たりに入射する光束は照度。高欄照明方式は灯具の取付高さが低くグレアが生じやすく、ハイマスト照明方式は広い場所向きだが照明効率は劣る
  • トンネルの入口部照明の路面輝度は境界部が最も高く、移行部、緩和部の順に低くし、野外輝度が高いほど高くする(低い場合は低くできる)。基本照明の平均路面輝度はトンネル延長ではなく設計速度に応じて定める
  • 交通信号の系統制御で、同時式・交互式オフセットは両方向に平等な平等オフセット方式に使い、一方向に有利にずらすのが優先オフセット方式
  • 駐車場管制のループコイルは金属管で保護すると検知の妨げになるので金属で囲まない。信号灯回路と検知回路は別の電線管で配線する

勉強のしかた:10回すべてで1〜2問出る。道路照明の用語(2種類のグレア・輝度と照度)、トンネル照明(入口部の輝度の順序・基本照明は設計速度)、照明方式の特徴、信号のオフセット、駐車場管制が出る。範囲は狭く同じ誤りの選択肢が繰り返されるので、過去問の誤りの選択肢を正しい文に直して覚える。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、道路・交通の設備で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 No.43:輝度・均斉度は「以上」,グレア(相対閾値増加)は「以下」。誘導性は灯具の配置を目視で確認する。
  • 令和7年度 No.38:検知回路(弱電)と電力回路は配管を分ける。
  • 令和7年度 No.43:ハイマスト=インターチェンジなど広い場所向き。効率は悪いが眩しさが少なく景観もよい。
  • 令和6年度 No.43:視機能低下グレア=見えにくくなる(道路照明では相対閾値増加TIで評価する),不快グレア=不快に感じる。
  • 令和5年度 No.46:入口部照明は「外が明るいほど明るく」。
  • 令和4年度 No.41:ループコイルは金属で検知するセンサなので,金属で囲まない。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

電気設備では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。