労働基準法
重要度 B法規で出題過去問 10問
労働基準法は、1級造園施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録650問中10問・重要度B)。出題されるのは法規です。
要点:労働契約と解雇予告、労働時間・休憩・休日・年次有給休暇、賃金、年少者・妊産婦の就業制限。
覚える要点
- 解雇の予告は少なくとも30日前、予告しないときは30日分以上の平均賃金を支払う(15日は誤り)。業務上の負傷・疾病による休業期間とその後30日間は解雇できない
- 法定労働時間は1週40時間・1日8時間。休憩は労働時間が6時間を超えると45分以上、8時間を超えると1時間以上を途中に与える。休日は毎週1回か4週間を通じ4日以上。時間外・休日労働は36協定を結んで届け出れば可能
- 年次有給休暇は、雇入れから6か月継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に10労働日(6割・5日とする選択肢は誤り)。年10日以上付与される労働者には年5日を取得させる
- 使用者の責に帰すべき休業では平均賃金の100分の60以上の休業手当を支払う(不可抗力の休業は対象外、30%は誤り)。退職時の賃金は請求から7日以内に支払い、退職証明書は請求があれば遅滞なく交付する
- 労働者名簿・賃金台帳などの重要な書類の保存期間は5年(経過措置で当分の間3年。10年は誤り)。常時10人以上を使用する使用者は就業規則を作成し、労働基準監督署長に届け出る(市町村長は誤り)
- 親権者は未成年者に代わって労働契約を結べないが、不利な契約は将来に向かって解除できる。満15歳に達した日以後の最初の3月31日が終わるまでの児童は使用できない。満18歳未満のクレーン運転などの危険有害業務は許可制ではなく禁止
- 産後8週間は就業させてはならない(6週間を過ぎた女性が請求し医師が支障ないと認めた業務は可)。6週間以内に出産予定の女性が請求すれば休業させ、妊娠中の女性が請求すれば軽易な業務に転換させる
勉強のしかた:毎回1問出て、誤りの1つは数値の入替え(解雇予告30日、有給休暇6か月・8割・10日、休業手当60%、退職時の賃金7日、書類の保存5年)であることが多い。届出先(労働基準監督署長)と、親権者・年少者・妊産婦の規定もあわせて押さえる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、労働基準法で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題B No.23:解雇予告は30日前、退職時の賃金支払は請求から7日以内。
- 令和7年度 問題B No.21:年次有給休暇は「6か月・8割・10日」。
- 令和6年度 問題B No.21:年少者の危険有害業務は「許可」ではなく「禁止」。
- 令和5年度 問題B No.21:労働基準法の届出先は「行政官庁」=労働基準監督署長。
- 令和4年度 問題B No.21:労働関係の書類の保存期間は5年(経過措置で3年)。10年ではない。
- 令和3年度 問題B No.21:休業手当は「使用者の責に帰すべき事由」で「60%以上」。不可抗力は対象外。
この論点の問題
労働基準法(退職時の賃金・36協定・未成年者)令和8年度 問題B No.23
労働基準法(年少者・年次有給休暇・書類保存・解雇予告)令和7年度 問題B No.21
労働基準法(休業手当・労働時間・年少者・妊産婦)令和6年度 問題B No.21
労働基準法(就業規則・休憩・解雇制限・未成年者)令和5年度 問題B No.21
労働基準法(書類の保存・休日・退職証明・年少者)令和4年度 問題B No.21
労働基準法(36協定・産後休業・休業手当)令和3年度 問題B No.21
労働基準法(労働時間・年休・退職時の賃金・非常時払)令和2年度 問題B No.27
労働基準法(解雇制限・休憩・休日・年次有給休暇)令和元年度 問題B No.27
労働基準法(休業手当・未成年者・産後休業・書類保存)平成30年度 問題B No.27
労働基準法(解雇予告・労働時間・休憩・年次有給休暇)平成29年度 問題B No.27
同じ分野で出る論点
法規では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。