屋根・とい
重要度 B施工・能力で出題過去問 9問
屋根・といは、2級建築施工管理技士 第一次検定の平成30年度〜令和8年度(16回)のうち9回で出題された論点です(収録800問中9問・重要度B)。出題されるのは施工・能力です。
要点:金属製折板葺、鋼板製・硬質塩化ビニル製のとい。
覚える要点
- たてどいの継手は上のたてどいを下のたてどいの中に差し込む。鋼板製の谷どいの継手はシーリング材を入れて60mm程度重ねリベットで留め、軒どいは重ねしろ40mm程度、軒どいの両端は丸軒どいが耳巻き、角軒どいが折曲げ
- 硬質塩化ビニル製の軒どいは1本10m以内とし、集水器部分で伸縮を逃がして接着剤で固定しない。たてどいは継いだ長さが10mを超えるとエキスパンション継手を設ける。受け金物は軒どい1.0m以下・たてどい1.2m以下の間隔で、軒どいは金属線で留める
- 折板葺のタイトフレームと下地材は隅肉溶接で接合する。重ね形折板は各山ごとにタイトフレームに固定し、重ね部の緊結ボルトの流れ方向の間隔は600mm程度、ボルト孔はドリルでなく呼出しポンチで開ける
- けらばの変形防止材は折板の3山ピッチ以上の長さとする。はぜ締め形折板は本締めの前にタイトフレーム間を1m程度の間隔で部分締めし、嵌合形折板は仮葺きせずに嵌合部をはめ込む。棟包みの水下側にはエプロン面戸を設ける
勉強のしかた:16回中9回出ており、とい工事が5回、金属製折板葺が4回。たてどいは上を下に差し込む、塩ビのといは伸縮を逃がす(10m)、折板のタイトフレームは隅肉溶接・ボルト孔はポンチ・けらばは3山以上を押さえる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、屋根・といで間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 前期 No.40:塩ビのといは伸縮が大きい。軒どいは集水器で伸縮を逃がし,たてどいは10mを超えたらエキスパンション継手。
- 令和7年度 後期 No.41:タイトフレームは「隅肉溶接+スラグ除去+錆止め」。重ね形の流れ方向の重ね部のボルト間隔は600mm程度。
- 令和6年度 前期 No.25:水は上から下へ流れる。上の部材を下の部材に差し込むのが雨仕舞いの基本。
- 令和4年度 前期 No.24:水は上から下へ流れるので,上のといを下のといに差し込む。
- 令和2年度 後期 No.27:塩ビは熱で伸び縮みする。伸縮を逃がす部分は接着しない。
- 平成30年度 前期 No.27:水は上から下へ流れる。上のといを下のといに「差し込む」向きにすれば漏れない。
この論点の問題
といの施工令和8年度 前期 No.40
金属製折板葺令和7年度 後期 No.41
とい工事令和6年度 前期 No.25
金属製折板葺(部分締め・緊結ボルト)令和5年度 後期 No.24
とい工事令和4年度 前期 No.24
金属製折板葺令和3年度 後期 No.24
硬質塩化ビニル雨どいの工事令和2年度 後期 No.27
金属製折板葺の工法令和元年度 後期 No.27
鋼板製雨どいの工事平成30年度 前期 No.27
同じ分野で出る論点
施工・能力では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。