木工事

重要度 B躯体施工・応用能力で出題過去問 9問

木工事は、1級建築施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち9回で出題された論点です(収録760問中9問・重要度B)。出題されるのは躯体施工・応用能力です。

要点:大断面集成材の加工精度と孔径、木質軸組構法の接合(ボルト・ラグスクリュー・ドリフトピン・面材のあき)。

覚える要点

  • ドリフトピンの下孔径はピン径と同径とする(ピン径より大きくするのは誤り。4回出ている)
  • 接合金物のボルト孔はボルト径16mm未満で径+1.0mm、16mm以上で+1.5mm。木部のボルト孔は16mm未満で+1mm、16mm以上で+2mm
  • 大断面集成材の加工の許容誤差は、柱材の長さ±3mm、梁材の曲がりが長さの1/1,000、ボルト孔の間隔・心ずれ±2mm程度
  • ラグスクリューは先孔(ねじ部はスクリュー径の50〜70%程度)をあけ、スパナ等で回しながら締め付け、ハンマーで打ち込まない。ねじ込みにくいときは潤滑剤や石けんを使う
  • ボルトは座金が木材に軽くめり込む程度に締め付け、乾燥収縮で緩んだナットは締め直す。アンカーボルトのねじ山はナットの外に3山以上出す
  • 上下階に構造用面材の耐力壁を設けるときは、胴差部で乾燥収縮やめり込みに備えて面材相互間に6mm程度のあきを設ける。大規模な木造架構は建方に並行してブロックごとに建入れ直しを行う

勉強のしかた:10回のうち9回(平成30年度以降は毎回)1問出る。大断面集成材の加工精度と孔径(ドリフトピンは同径、ボルト孔の誤差±2mm)と木質軸組構法の接合(ラグスクリューは回して締める、面材のあき6mm)の2つの型で、令和7年度は応用能力でも出た。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、木工事で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 No.29:胴差部の面材のあきは「6mm程度」。数値を小さく変えた選択肢に注意する。
  • 令和7年度 No.53:木部のボルト孔は「16mm未満+1mm,16mm以上+2mm」,接合金物のボルト孔は「16mm未満+1mm,16mm以上+1.5mm」,ドリフトピンの孔は「同径」。
  • 令和6年度 No.29:「+2mm」以下などの孔径の余裕は、ボルト孔の考え方である。
  • 令和3年度 No.29:ドリフトピンは「同径」,ボルトは「+1~1.5mm」。
  • 令和元年度 No.32:ボルト孔はボルト径+1〜2mmのクリアランスがあるが,ドリフトピン孔はピン径と同径。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

躯体施工・応用能力では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。