大断面集成材の木造軸組構法
これは1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.53の問題です。論点は「木工事」(重要度B・解答の形は五肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 5 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
大断面集成材を用いた木造軸組構法に関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 集成材に設けるドリフトピンの下孔径は,ドリフトピンの公称軸径に2mmを加えた径とした。
解き方
- (4)が最も不適当である。ドリフトピンは打ち込んで孔壁に密着させて効かせる接合具なので,集成材の下孔径はドリフトピンの径と同径とする(公共建築木造工事標準仕様書 令和7年版 5.4.6(3))。
- 公称軸径に2mmを加えると,がたが生じて接合部の初期すべりが大きくなる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。一般に,構造用集成材の材長の許容誤差は,長さ4m程度の柱で±3mm程度とする。
- (2)適当。一般に,通直材の曲がりの許容誤差は,長さ1m当たり1mm(1/1,000)とする。
- (3)適当。一般に,集成材のボルト孔の間隔ずれの許容誤差は±2mmとする。
- (4)適当でない。ドリフトピンの下孔径はドリフトピンと同径とする。
- (5)適当。公共建築木造工事標準仕様書 表4.2.1では,接合金物のボルト孔はボルト径16mm以上で径+1.5mmとする(16mm未満は+1.0mm)。
引っかけ:木部のボルト孔は「16mm未満+1mm,16mm以上+2mm」,接合金物のボルト孔は「16mm未満+1mm,16mm以上+1.5mm」,ドリフトピンの孔は「同径」。
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論点ページ:木工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和7年度の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級建築施工管理技士 第一次検定 令和7年度(2025年7月20日(日)実施) No.53。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する