電気設備

重要度 B一般基礎で出題過去問 17問

電気設備は、2級管工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(17回)のうち17回で出題された論点です(収録884問中17問・重要度B)。出題されるのは一般基礎です。

要点:三相誘導電動機と始動方式、電線・配線・接地、電気工事の基本。

覚える要点

  • 進相コンデンサ(SC)は力率改善、サーマルリレー(熱動継電器)は電動機の過負荷保護、配線用遮断器(MCCB)は過電流・短絡から配線を保護、漏電遮断器(ELCB)は地絡電流を検出して遮断、接地工事は感電防止
  • 文字記号は、Fがヒューズ、MCが電磁接触器、2Eが過負荷欠相継電器、3Eが過負荷・欠相・反相を保護する継電器、VTが計器用変圧器、PFが合成樹脂製可とう電線管、FEPが波付硬質合成樹脂管
  • スターデルタ始動は始動電流・始動トルクとも全電圧始動の約1/3になる。全電圧始動は始動電流が定格の5〜7倍程度で、始動トルクを制御できない。電源線の2本を入れ替えると回転方向が逆になる
  • 合成樹脂製可とう電線管(PF管)は金属管より軽く、腐食せず、非磁性だが、機械的強度と耐熱性は劣る。CD管は自己消火性がないのでコンクリートに埋設して使う
  • 絶縁抵抗は絶縁抵抗計で測り、大きいほど良く規定値以上で良と判定する。接地抵抗は接地抵抗計で測り、小さいほど良い
  • 水気のある場所の機器(飲料用冷水機・屋外の機器など)の電源回路には漏電遮断器を設ける。電線の接続は電線管内でなくボックス内で行い、溶断したヒューズは再使用しない
  • 電気工事士でなくてもできるのは露出型コンセントの取替えなどで、電線管への入線、電線管とボックスの接続、接地極の埋設は電気工事士の作業

勉強のしかた:毎回1問の必須問題。保護装置・機器と役割の組合せ(力率改善は進相コンデンサ)、文字記号(SC・ELCB・MCCB)、スターデルタ始動の1/3、PF管の短所(強度・熱)が繰り返し出る。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、電気設備で間違えやすい点を集めました。

  • 令和7年度 後期 No.5:絶縁抵抗は大きいほど良く、接地抵抗は小さいほど良い。
  • 令和7年度 前期 No.5:スターデルタ始動は「電流もトルクも1/3」と覚える。
  • 令和6年度 後期 No.5:PF管のPFはPlastic Flexible。自己消火性はあるが耐熱性は金属管に劣る。
  • 令和6年度 前期 No.5:力率改善=進相コンデンサ、過電流保護=配線用遮断器、過負荷検出=サーマルリレー、と機器と役割を組で覚える。
  • 令和5年度 後期 No.5:電動機の力率改善に用いるのが進相コンデンサ(SC)、過負荷と欠相から電動機を保護するのが2Eリレーである。
  • 令和5年度 前期 No.5:スターデルタ始動は始動電流も始動トルクも約1/3になる。3Eの3つは「過負荷・欠相・反相」である。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

一般基礎では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。