舗装の設計
重要度 B舗装で出題過去問 10問
舗装の設計は、2級舗装施工管理技術者 一般試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち7回で出題された論点です(収録400問中10問・重要度B)。出題されるのは舗装です。
要点:舗装の性能指標、TA 法、設計 CBR、交通量区分、コンクリート舗装の設計。
覚える要点
- 区間のCBR=各地点のCBRの平均値−標準偏差で、設計CBRはそれを2・3・4・6・8・12・20へ切り捨てた値(9.9→8、3.5→3)。改良した層のCBRは上限20
- TA法の入力は疲労破壊輪数と路床の設計CBRで、TA=3.84N^0.16/CBR^0.3(信頼度90%)。塑性変形輪数や動的安定度は表層の性能指標で構造設計には使わない
- アスファルト舗装は表層・基層・路盤で構成し、交通量が少なければ基層や路盤の2層分けを省略できる(「必ず」ではない)。基層は加熱アスファルト混合物で、舗装厚に路床は含めない
- 混合物層の厚さは最大粒径の2〜3倍以上必要。路盤は粒状材料や安定処理材料で築造し、原地盤を改良して築造するのは構築路床
- 修繕設計もTA法に準じ、必要TAから残存等値換算厚TA0を引いて補修厚を求める
勉強のしかた:分野2で毎年1問出る。設計CBRの切り捨てと、TA法の入力(疲労破壊輪数・設計CBR)を覚える。応用試験の計算問題と合わせて練習すると効率がよい。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、舗装の設計で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問6:「路盤」と「構築路床」の入れ替えである。
- 令和7年度 問6:「必ず」という断定表現が誤りの手がかりになる。
- 令和6年度 問8:路盤の材料(粒状材料)やコンクリート舗装の版を、基層の材料として並べている。
- 令和6年度 問23:動的安定度も「舗装の性能」に関わる値だが、塑性変形輪数の確認に使う材料の指標で、構造(厚さ)設計の入力ではない。
- 令和4年度 問7:疲労破壊輪数(構造設計)と塑性変形輪数(表層の耐流動性)は名前が似ているが用途が違う。
- 令和元年度 問7:設計CBRは四捨五入ではなく、表の区分値に切り下げる。16・22 といった区分値は存在しない。
この論点の問題
舗装の設計(舗装の構成)令和8年度 問6
舗装の設計令和7年度 問6
アスファルト舗装の基層令和6年度 問8
修繕の構造設計(TA法)令和6年度 問23
TA法の設計に用いる語句令和4年度 問7
構築路床の設計CBRの設定令和元年度 問7
TA法による構造設計に必要なもの令和元年度 問8
舗装の構成と設計平成30年度 問8
路床の支持力と設計CBR平成28年度 問7
アスファルト舗装の設計平成28年度 問8
同じ分野で出る論点
舗装では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。