路床の支持力と設計CBR
これは2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問7の問題です。論点は「舗装の設計」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
路床の支持力に関する次の記述のうち、不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(4) 設計CBRは、各地点のCBRの平均値から各地点のCBRの標準偏差を減じたものである。
解き方
- 舗装設計便覧(平成18年版)では、地点ごとのCBRを深さ1mの範囲で平均し(CBRm)、区間のCBR = 各地点のCBRの平均値 − 各地点のCBRの標準偏差(σn−1)として求める。
- 設計CBRは、この区間のCBRを 2・3・4・6・8・12・20 の段階に当てはめて(切り捨てて)決める値である。平均値から標準偏差を減じた値そのものは「区間のCBR」であり、設計CBRではない。よって (4) が不適当である。
- 改良(安定処理・置換え)した層のCBRは上限を20とする。また、設計CBRが3未満の軟弱な路床では構築路床を設け、現状路床の改良を積極的に行う(北陸地方整備局 設計要領 第8章にも同じ趣旨の記述がある)。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。TA法では、路床の支持力を設計CBRで評価する。
- (2)適当。改良した層のCBRは20を上限として計算し、改良していない層には上限を設けていない。
- (3)適当。設計CBRが3未満の場合は、構築路床を設けるなど、現状路床の改良を積極的に行う。
- (4)不適当。平均値から標準偏差を減じた値は「区間のCBR」である。設計CBRは、それを所定の段階の値に切り捨てて決める。
引っかけ:「区間のCBR」と「設計CBR」の区別が要点である。旧要綱の(最大−最小)/d2 を用いる式とも混同しない。
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論点ページ:舗装の設計の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成28年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した2級舗装施工管理技術者 一般試験 平成28年度(2016年6月26日(日)実施) 問7。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する