労働安全衛生法(安全衛生管理体制)
これは1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問54の問題です。論点は「労働安全衛生法」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘・現行の法令・基準との関係が読めます。
「労働安全衛生法」の内容に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
解答欄
正解
正解:(3) 建設業の事業者は、常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに、総括安全衛生管理者を選任しなければならない。
解き方
- 労働安全衛生法第10条・同法施行令第2条により、総括安全衛生管理者を選任すべき事業場は、建設業では常時100人以上の労働者を使用する事業場である。
- 50人以上とした(3)が誤りである。安全委員会(令第8条、建設業50人以上)、衛生委員会(令第9条、全業種50人以上)、統括安全衛生責任者(法第15条・令第7条、ずい道等以外の仕事で50人以上)はいずれも50人である。
選択肢ごとの解説
- (1)正しい。建設業は常時50人以上の労働者を使用する事業場ごとに安全委員会を設ける(令第8条)。
- (2)正しい。建設業の特定元方事業者は、混在作業の人数が常時50人以上(ずい道等は30人以上)の場所で統括安全衛生責任者を選任する(法第15条・令第7条)。
- (3)誤り。建設業で総括安全衛生管理者を選任するのは常時100人以上の事業場である(令第2条)。
- (4)正しい。衛生委員会は業種を問わず常時50人以上の事業場ごとに設ける(令第9条)。
引っかけ:「総括」安全衛生管理者(100人)と「統括」安全衛生責任者(50人)の一字違いと人数を混同させる。
現行の基準・法令との関係:労働安全衛生法第15条と同法施行令第7条は2026年4月1日施行の改正で、統括安全衛生責任者の選任の基準が「労働者の数」から、労働者以外の者も含む「作業従事者の数」(常時50人、ずい道等は30人)に改められた。総括安全衛生管理者(建設業100人以上)の規定は同じで、この問題の答えは変わらない。
同じ論点の過去問
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令和6年度 問54特定元方事業者が講ずべき措置
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論点ページ:労働安全衛生法の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→平成29年度の前後の問題
出典:一般社団法人 日本道路建設業協会が実施した1級舗装施工管理技術者 一般試験 平成29年度(2017年6月25日(日)実施) 問54。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する