品質管理

重要度 B必須問題・選択問題(1)・選択問題(2)で出題過去問 9問

品質管理は、2級土木施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和8年度(11回)のうち7回で出題された論点です(収録99問中9問・重要度B)。出題されるのは必須問題・選択問題(1)・選択問題(2)です。

要点:盛土・コンクリート・舗装の品質管理、試験方法と管理値。

覚える要点

  • レディーミクストコンクリートの受入れ検査は荷卸し時に行う。スランプの許容差は8〜18cmで±2.5cm(2.5cmで±1cm、5・6.5cmで±1.5cm、21cmで±1.5cm)。
  • 空気量は普通コンクリート4.5%で許容差±1.5%。塩化物イオン量は0.30kg/m³以下(購入者の承認があれば0.60kg/m³以下)。アルカリシリカ反応対策は配合計画書で確認。
  • 圧縮強度は1回の試験結果(1運搬車から採った3本の供試体の平均)が呼び強度の強度値の85%以上、かつ3回の試験結果の平均が呼び強度の強度値以上で合格。
  • 盛土の締固め管理は品質規定方式(締固め度=現場の乾燥密度÷最大乾燥密度×100、90%以上)と工法規定方式(機種・回数・敷均し厚さ)。現場密度は砂置換法(JIS A 1214)とRI法(迅速・非破壊で多点測定)。
  • 鉄筋はJIS G 3112への適合を製造会社の試験成績表で確認し、所定の寸法・形状に加工、かぶりはスペーサ。型枠ははらみ・モルタル漏れ・移動・沈下が生じない強度と剛性をもたせ、間隔はセパレータとフォームタイで保つ。
  • 試験と基準値:トラフィカビリティーはコーン指数、平板載荷試験は地盤反力係数、水セメント比は65%以下、暑中コンクリートは日平均気温25℃超、路床の強さはCBR試験で判定。

勉強のしかた:問題3の穴埋めでレディーミクストコンクリートの受入れ検査がほぼ毎年出る。許容差と85%・3本・3回の数値、締固め度の式を確実に覚えれば安定して得点できる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、品質管理で間違えやすい点を集めました。

  • 令和7年度 問題2:(ニ)の25℃は日平均気温。打込み時のコンクリート温度の上限(35℃)や,寒中コンクリートの日平均気温4℃と取り違えない。
  • 令和7年度 問題7:(ロ)の許容差±2.5cmはスランプ8〜18cmのとき。(ホ)は「3回の試験結果の平均値」の3と混同しやすいが,1回の試験結果は供試体3本の平均。
  • 令和6年度 問題3:砂置換法の「砂」は孔の体積を測るためのもので,砂を締め固めるわけではない。RI法は放射線を扱うので,取扱いの管理が必要なことも特徴になる。
  • 令和4年度 問題7:(イ)は「2.5」で,語群の「5.0」「7.0」と混同しない。(ホ)は「85」で「75」「95」ではない。(ハ)は「アルカリ」ではなく「塩化物」。
  • 令和元年度 問題6:(イ)と(ロ)を逆にしない((2)の締固め度は品質規定,(4)の機械・回数・厚さは工法規定)。(ハ)は「工場」「設計」ではなく「現場」,(ホ)は「余盛」「土かぶり」ではなく「敷均し」。
  • 令和元年度 問題7:(イ)は「フロー」ではなく「スランプ」(8cmで±2.5cm)。(ハ)は0.3で,0.6は購入者の承認を受けた場合の上限。(ニ)は「引張強度」「せん断強度」ではなく「呼び強度」。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

必須問題・選択問題(1)・選択問題(2)では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。