環境保全・建設副産物
重要度 B必須問題・選択問題(2)で出題過去問 5問
環境保全・建設副産物は、2級土木施工管理技士 第二次検定の平成28年度〜令和8年度(11回)のうち4回で出題された論点です(収録99問中5問・重要度B)。出題されるのは必須問題・選択問題(2)です。
要点:騒音・振動対策、建設リサイクル法、産業廃棄物の処理。
覚える要点
- 建設発生土の用途は区分ごとに:第1種(砂・礫)は埋戻し材・裏込材・道路盛土、第2〜3種は裏込材・道路盛土・河川築堤・宅地造成、第4種(粘性土)は水面埋立て用材料。
- コンクリート塊は再生クラッシャーラン(下層路盤材・裏込材・基礎材)、再生コンクリート砂(埋戻し材)、再生粒度調整砕石(上層路盤材)。アスコン塊は再生加熱アスファルト混合物・再生路盤材、木材はチップ化して木質ボード・製紙原料・燃料。
- 特定建設資材は建設リサイクル法施行令のコンクリート、コンクリート及び鉄から成る建設資材、木材、アスファルト・コンクリートの4品目で、分別解体と再資源化等が義務。
- 騒音防止対策は低騒音型建設機械の使用、無理な負荷や後進時の高速走行・空ぶかしの回避、機械の整備、防音シート・パネル、作業時間帯の設定。バックホウ80kW以上・ブルドーザ40kW以上は特定建設作業。
- 「利用用途はそれぞれ異なるもの」「同一の解答は不可」の条件では、2つの解答で同じ用途・材料を重ねない(鉄を含む資材なら製鋼原料を書く)。
勉強のしかた:出題は3問と少ないが、再資源化後の材料名と用途は一次検定の建設リサイクル法と重なる。発生土の区分別の用途とコンクリート塊3種の用途を対にして覚える。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、環境保全・建設副産物で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問題3:アスファルト・コンクリート塊の用途(再生加熱アスファルト混合物)と取り違えない。木材を「焼却する」「埋め立てる」と書くのは再資源化ではない。
- 令和8年度 問題9:「騒音に注意する」「近隣に説明する」だけでは具体的な騒音防止対策にならない。5つの中で同じ対策を言い換えて重ねない(例:「空ぶかしをしない」と「アイドリングをしない」だけで2つにする)。
- 令和5年度 問題3:②を選んで①と同じ「再生砕石・路盤材」だけを書くと同一の解答と判定されるおそれがある。②を選ぶなら鉄の再資源化(製鋼原料)を書くなど内容を変える。
- 令和4年度 問題9:「騒音に配慮する」「近隣に説明する」だけでは具体的な騒音防止対策にならない。発生源(機械・運転方法)での対策か,伝搬経路(遮音・距離)での対策を具体的に書く。
- 平成29年度 問題9:建設発生土を「埋戻し材料」,コンクリート塊を「再生コンクリート砂の埋戻し材料」とすると用途が重なる。再生加熱アスファルト混合物はアスファルト・コンクリート塊の用途なので,コンクリート塊の欄に書かない。
この論点の問題
特定建設資材(コンクリート・木材)の再資源化後の材料名・用途令和8年度 問題3
ブルドーザ・バックホウ作業の騒音防止対策(5つ)令和8年度 問題9
特定建設資材の再資源化後の材料名・用途令和5年度 問題3
ブルドーザ・バックホゥ作業の騒音防止対策令和4年度 問題9
建設発生土・コンクリート塊の利用用途平成29年度 問題9
同じ分野で出る論点
必須問題・選択問題(2)では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。