締固め度の測定(砂置換法・RI法)
これは2級土木施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月27日(日)実施) 問題3の問題です。論点は「品質管理」(重要度B・解答の形は穴埋め・記述)。採点すると、解き方 3 手順・引っかけの指摘が読めます。
土工の品質・施工管理等に活用する土の締固め度を測定するための下記の①,②の試験方法又は特徴について,それぞれ1つずつ解答欄に記述しなさい。
① 砂置換法
② ラジオアイソトープ(RI)法
解答欄
正解
試験孔を掘って掘り出した土の質量を量り,孔の体積を密度が既知の乾燥砂で置き換えて求め,土の湿潤密度と乾燥密度を算出する。
60 字原位置の土の密度を直接求めるので信頼性は高いが,試験孔の掘削や含水比の測定に手間がかかり,結果が出るまでに時間を要する。
求めた乾燥密度を室内の締固め試験で得た最大乾燥密度で除して締固め度(%)を求め,規定値以上かどうかで合否を判定する。
礫混じり土など粒径の大きい土にも試験孔を大きくして適用でき,RI法の測定値を確かめる基準の方法にもなる。
RI計器の線源から土中に放射線(ガンマ線・中性子線)を出し,透過・散乱して検出器に届く量から土の湿潤密度と含水量を測定する。
62 字試験孔を掘らずに非破壊で短時間に測定でき,その場で結果が得られるので,多数の点を測定する面的な締固め管理に適する。
放射性同位元素を用いるため,計器の取扱いには届出や管理が必要で,測定前には標準体で計器の校正(標準計数)を行う。
透過型は線源棒を地中に差し込み,散乱型は地表に置いて測定し,湿潤密度と含水比から乾燥密度・締固め度を求める。
模範解答・別解は当サイトが作成したものです(主催者は記述式の解答を公表していません)。
解き方
- 砂置換法はJIS A 1214(砂置換法による土の密度試験方法)で,試験孔から掘り出した土の質量と,乾燥砂を充填して求めた孔の体積から湿潤密度を求め,含水比から乾燥密度を出す。締固め度=乾燥密度÷最大乾燥密度×100(%)。
- RI法は地盤工学会基準JGS 1614(RI計器による土の密度試験方法)で,ガンマ線で湿潤密度,中性子線で含水量を測る。非破壊・迅速で多点を測定でき,道路土工の盛土の締固め管理(面管理)に使われる。
- ①・②とも「試験方法」か「特徴」のどちらか1つを書けばよい。
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令和6年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した2級土木施工管理技士 第二次検定 令和6年度(2024年10月27日(日)実施) 問題3。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する