建設機械・電気設備

重要度 B共通工学・施工管理法で出題過去問 12問

建設機械・電気設備は、1級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録975問中12問・重要度B)。出題されるのは共通工学・施工管理法です。

要点:建設機械の特徴と選定、工事用の電気設備。

覚える要点

  • 建設機械のエンジンはほとんどがディーゼル(低速大トルク・燃費・耐久性)。ガソリンは三元触媒で排ガスをほぼ除去できるが、ディーゼルは酸素が多く三元触媒が使えず DPF・尿素 SCR を併用
  • 組合せ機械の作業能力は最小能力の機械で決まるので能力に格差をつけず、機械は最大能率を発揮できる施工法で使う
  • タイヤローラは空気圧で接地圧、バラストで輪荷重を調整。マシンガイダンス(MG)は差分の表示・案内、マシンコントロール(MC)は作業装置の自動制御。GX 建設機械は稼働時 CO2 無排出
  • 工事用電力は最大負荷に合わせ、契約電力 50kW 未満は低圧、50kW 以上は高圧(6kV 級)受電。変電設備は負荷の中心近くに置く
  • 湿潤場所の移動式・可搬式電動機械には感電防止用漏電しゃ断装置、交流アーク溶接機には自動電撃防止装置。仮設配線を通路面で使うときは防護覆い等(ステップル固定は不可)
  • コンクリート解体のワイヤーソーとカッタは冷却水を使う湿式、圧砕機ははさんで砕き、油圧孔拡大機はウェッジで亀裂を入れる

勉強のしかた:毎年1〜2問。エンジン・電力設備・労働安全衛生規則の電気の3系統と、MG/MC・GX機械など最近の動向を一度整理しておけばよい。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、建設機械・電気設備で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問題B No.4:カーボンニュートラルの対象は温室効果ガスのCO2である。MG(案内のみ)とMC(機械を自動制御)の違いも頻出。
  • 令和7年度 問題B No.4:MG(表示・案内)とMC(自動制御)の違いが頻出である。
  • 令和7年度 問題B No.20:カッタもワイヤーソーも湿式で、冷却水を使う。
  • 令和6年度 問題B No.4:自動電撃防止装置(交流アーク溶接機)と感電防止用漏電しゃ断装置(移動式・可搬式の電動機械器具)の取り違えに注意する。
  • 令和5年度 問題B No.4:空気圧と接地圧、バラストと輪荷重の組合せを入れ替えた記述は定番のひっかけである。
  • 令和4年度 問題B No.4:安全のために離すと考えがちだが、電圧降下を防ぐため負荷の中心に近づけるのが原則である。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

共通工学・施工管理法では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。