建設工事における電気設備など
これは1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.4の問題です。論点は「建設機械・電気設備」(重要度B・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。
建設工事における電気設備などに関する次の記述のうち,労働安全衛生規則上,適当でないものはどれか。
解答欄
正解
正解:(1) 仮設の配線を車両等が通過する通路面に電線を横断させて使用する場合,電線に防護覆いを装着することが困難なときは,金属製のステップルで固定した状態で使用する。
解き方
- 労働安全衛生規則第338条は、仮設の配線や移動電線を通路面で使用することを禁止し、その上を車両その他の物が通過すること等による絶縁被覆の損傷のおそれのない状態で使用するときに限り認めている。
- 金属製のステップルで固定しても車両の通過による被覆の損傷は防げず、ステップル自体が被覆を傷つけるおそれもあるため、(1)が適当でない。防護覆いを装着する、架空配線とするなどの措置をとる。
選択肢ごとの解説
- (1)適当でない。安衛則第338条により、被覆損傷のおそれのない状態でなければ通路面で使えない。
- (2)適当。安衛則第333条第2項のとおり、漏電遮断装置が困難なときは金属部分を接地して使う。
- (3)適当。安衛則第330条のとおり、手持型電灯や架空つり下げ電灯等にはガードを取り付ける。
- (4)適当。安衛則第331条のとおり、ホルダーは必要な絶縁効力及び耐熱性を有するものを使う。
引っかけ:「防護覆いが困難なときは」という例外らしい書き方に引かれやすい。ステップル固定は被覆損傷の防止にならない。
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→平成29年度の前後の問題
出典:一般財団法人 全国建設研修センターが実施した1級土木施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年7月2日(日)実施) 問題B No.4。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する