用語の説明
重要度 A第0問・問題2で出題過去問 8問
用語の説明は、2級建築施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和7年度(8回)のうち8回で出題された論点です(収録72問中8問・重要度A)。出題されるのは第0問・問題2です。
要点:一覧の建築用語から選び、用語の説明と施工上留意すべき内容を書く(2級 問題2)。
覚える要点
- 用語ごとに1文目で用語の説明(何のための、どのような材料・工法・部位か)、2文目で施工上留意すべきこと(数値・手順・確認方法)を書く。どちらかが欠けると得点にならず、説明と留意事項が同じ内容の言い換えにならないようにする
- 作業上の安全に関する記述が認められるのは、足場の壁つなぎ・手すり先行工法・親綱・ローリングタワー・クローラークレーンなど毎年指定される2語だけ。ほかの用語で墜落防止や保護具を書くと不可で、使用資機材の選定や不良品の記述も不可
- 先送りモルタル:圧送前に輸送管の内面を潤してコンクリートの閉塞や品質変化を防ぐ富調合のモルタルで、品質が変化しているので型枠内に打ち込まず廃棄する。天井インサート:型枠組立時に間隔900mm程度、周辺部は端から150mm以内に配置して固定する
- ベンチマーク:建物の位置・高さの基準点で、木杭やコンクリート杭で移動しないよう設けて養生し、一般に2か所以上設けて相互に確かめる。防水工事の脱気装置:絶縁工法で下地の水蒸気を排出してふくれを防ぐ装置で、種類・数量は特記又は製造所の指定による
- 型枠のセパレーター(せき板の間隔を保つ金物。せき板に直角に配置し、打放し面などはコーン付きとしてコーン穴をモルタルで埋める)、軽量鉄骨壁下地のスペーサー(スタッドのねじれ止め。間隔600mm程度)、鉄筋のスペーサー(かぶり厚さの確保)を区別する
- 足場の壁つなぎ(単管足場は垂直5m・水平5.5m以下、枠組足場は垂直9m・水平8m以下)、帯筋・あばら筋(末端を135°に曲げて余長6d以上)、床コンクリートの直均し仕上げ(木ごてで中むらを取り、締り具合を見て金ごてで強く押さえる)
- シーリングのバックアップ材(深い目地で所定の深さにし三面接着を防ぐ)とボンドブレーカー(所定の深さの目地底に張って二面接着にする)、コーナービード(出隅に通りよく付けてジョイントコンパウンドで塗り込む)、テーパーエッジの継目処理(上塗りは幅200〜250mm程度)
勉強のしかた:毎年必須の問題2で、14語から5語を選ぶ。先送りモルタル・天井インサート・ベンチマーク・脱気装置・セパレーター・コーナービードは3回、壁つなぎ・バックアップ材・直均し仕上げなども繰り返し出ているので、説明と留意事項の2文を数値付きで書けるようにし、受検種別以外の用語も含めて10語以上準備しておく。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、用語の説明で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題2:使用資機材の選定(「○○製を選ぶ」「目地幅に合う寸法を選ぶ」など)は不可。c・m以外では作業員の安全の話を書かない。用語の説明と留意事項が同じ内容の言い換えにならないようにする。
- 令和6年度 問題2:a・k以外の用語で「墜落防止」「保護具の着用」など作業上の安全を書くと不可。先送りモルタルは型枠内に打ち込まない(打ち込むと書くと誤り)。建入れ直しは本締め(本接合)の前に行う。
- 令和5年度 問題2:用語の説明だけで終わらせず,施工上留意すべきことを必ず書く。a・b以外で安全の記述をしない。
- 令和4年度 問題2:用語の説明だけ,又は留意事項だけでは不十分。a・j以外で「墜落に注意する」「保護具を使用する」など安全の記述をすると不可になる。cの親杭横矢板壁は止水性がないこと,fの先送りモルタルは打ち込まないことが要点。
- 令和3年度 問題2:g・n以外で「墜落しないよう」「作業員に〜させる」など安全の記述を書くと不可。用語の説明だけ,留意事項だけでは得点にならないので両方を書く。
- 令和2年度 問題2:bとgは解答用紙に( )内の略語を書く。d・l以外で「墜落に注意する」「保護具を着用する」など安全の記述をすると不可。仕口と継手(材を長さ方向に継ぐもの)を取り違えない。
この論点の問題
建築工事に関する用語の説明と施工上の留意事項令和7年度 問題2
建築工事の用語(14語から5つ選び,説明と施工上の留意事項)令和6年度 問題2
建築工事に関する用語の説明と施工上留意すべきこと令和5年度 問題2
建築工事に関する用語の説明と施工上の留意事項令和4年度 問題2
建築工事に関する用語の説明と施工上留意すべきこと令和3年度 問題2
建築工事に関する用語の説明と施工上留意すべきこと(14用語から5つ)令和2年度 問題2
建築工事の用語の説明と施工上の留意事項(14語から5つ)令和元年度 問題2
建築工事に関する用語の説明と施工上留意すべき内容(14語から5つ)平成30年度 問題2
同じ問題で出る論点
第0問・問題2では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。