建設業法
重要度 B第0問・問題4で出題過去問 8問
建設業法は、2級建築施工管理技士 第二次検定の平成30年度〜令和7年度(8回)のうち8回で出題された論点です(収録72問中8問・重要度B)。出題されるのは第0問・問題4です。
要点:許可、請負契約、主任技術者・監理技術者、施工体制台帳、元請負人の義務。
覚える要点
- 検査及び引渡し(第24条の4):元請負人は下請負人から工事が「完成」した旨の通知を受けた日から20日以内に、完成を確認するための「検査」を完了する。工事は「完成」、検査は「完了」と使い分け、検査の「準備」ではない
- 主任技術者・監理技術者の職務(第26条の4)は、施工計画の作成・工程管理・品質管理その他の技術上の管理と、施工に従事する者の技術上の指導監督。原価管理・安全管理や施工体系図の作成(第24条の8)は含まれない
- 下請負人の意見の聴取(第24条の2):元請負人は、施工するために必要な工程の細目、作業方法その他元請負人が定めるべき事項を定めようとするときは、あらかじめ下請負人の意見をきく
- 現場代理人(第19条の2):請負人は現場代理人を置くとき、その権限に関する事項と、現場代理人の行為についての注文者の意見の申出の方法を書面で注文者に通知する。注文者が監督員を置くときは同様に請負人へ通知する
- 報酬を得て建設工事の完成を目的として締結する契約は、委託など名義を問わず請負契約とみなす(第24条)。検査の20日を、特定建設業者が注文者となった下請代金の支払期日(引渡しの申出から50日以内)と混同しない
勉強のしかた:問題4の設問1で毎年1問。検査及び引渡しが3回、主任技術者・監理技術者の職務が2回出ているので、この2条は全文を覚え、意見の聴取・現場代理人・請負契約とみなす場合も空欄の語(施工・作業方法・注文者・報酬・完成)を押さえる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、建設業法で間違えやすい点を集めました。
- 令和7年度 問題4 設問1:①は「承認」「承諾」ではなく対価を表す「報酬」。②は「施工」ではなく請負の目的である「完成」(民法の請負も仕事の完成を約する契約)。
- 令和6年度 問題4 設問1:①は「施工体系図」(作成するのは元請の特定建設業者。第24条の8)や「施工図」ではなく「施工計画」。②は工程管理と並ぶ技術上の管理の「品質」管理。安全管理は条文に無い。
- 令和5年度 問題4 設問1:①は「完了」と迷いやすいが,建設業法では工事の「完成」,検査の「完了」と使い分けている。②の20日は,特定建設業者の下請代金の支払期日(引渡しの申出の日から50日以内)と混同しない。
- 令和4年度 問題4 設問1:①は「完成」「計画」ではなく「施工」。②は「作業内容」ではなく「作業方法」(工程の細目と並ぶ施工の方法の定め)。
- 令和3年度 問題4 設問1:①は「完了」ではなく「完成」。②の日数は,下請代金の支払い(引渡しの申出の日から50日以内,特定建設業者の場合)などと混同しない。
- 令和2年度 問題4 設問1:主任技術者・監理技術者の職務は「技術上の管理」で,原価(コスト)の管理は条文に含まれない。施工計画・工程管理・品質管理の3つをセットで覚える。
この論点の問題
建設業法 請負契約とみなす場合(四肢択一)令和7年度 問題4 設問1
建設業法 主任技術者及び監理技術者の職務等(第26条の4)令和6年度 問題4 設問1
法規(建設業法(検査及び引渡し))令和5年度 問題4 設問1
建設業法(下請負人の意見の聴取)令和4年度 問題4 設問1
建設業法(検査及び引渡し)令和3年度 問題4 設問1
建設業法(主任技術者及び監理技術者の職務等)令和2年度 問題4 設問1
建設業法(現場代理人の選任等に関する通知)令和元年度 問題4 設問1
建設業法(下請負人の工事完成時の検査)平成30年度 問題4 設問1
同じ問題で出る論点
第0問・問題4では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和7年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。