舗装の調査・試験
重要度 B舗装の材料・試験・舗装の調査・維持修繕で出題過去問 11問
舗装の調査・試験は、1級舗装施工管理技術者 応用試験の平成28年度〜令和8年度(10回)のうち9回で出題された論点です(収録164問中11問・重要度B)。出題されるのは舗装の材料・試験・舗装の調査・維持修繕です。
要点:CBR・FWD・平板載荷・マーシャル・ホイールトラッキング・すべり抵抗などの試験と目的。
覚える要点
- 機器と測定値:FWD・ベンケルマンビーム=たわみ量、3mプロフィルメータ=平たん性(標準偏差σ)、横断プロフィルメータ=わだち掘れ量、現場透水量試験器=浸透水量(400mℓの流下時間から15秒換算)
- すべり抵抗:振り子式スキッドレジスタンステスタ=すべり抵抗値(BPN)、DFテスタ=動的摩擦係数、すべり抵抗測定車=すべり摩擦係数。きめ深さはCTメータ(MPD)・サンドパッチ法
- IRIは縦断プロファイルから計算し、縦断プロファイラや水準測量で求める。路面性状測定車はひび割れ・わだち掘れ・平たん性をまとめて測るが設問で除外されることが多い
- 構造調査はFWDのたわみ測定(非破壊、残存等値換算厚・弾性係数の推定)、開削調査・コア採取(層厚・材料の状態)、地中レーダで、修繕工法の選定に用いる。路面性状調査とは区別する
- かさ密度(表乾法)=空中質量/(表乾質量−水中質量)。平板載荷試験は支持力係数の試験でたわみ量の機器として書かない
勉強のしかた:問5(1)で毎年出題される得点源。機器→測定値→評価指標を表で暗記し、解答例に示された機器と同じものを書かない、路面性状測定車を除くという条件に注意して1問1答で練習する。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、舗装の調査・試験で間違えやすい点を集めました。
- 令和8年度 問3 (1):体積に空中質量(1210.5 − 715.2=495.3)を使うと誤り。表乾法では表乾質量から水中質量を引く。①は「500」でなく小数点第1位まで「500.0」と書く。
- 令和8年度 問5 (1):例のFWDはたわみ量の機器。わだち掘れに「3mプロフィルメータ」、平たん性に「横断プロフィルメータ」と入れ違えない。振り子式スキッドレジスタンステスタはBPN(すべり抵抗値)を測るもので、動的摩擦係数の機器としては減点されうる。
- 令和7年度 問5 (1):FWDは「支持力」「弾性係数」は測定値から計算で求める値で、測る値はたわみ量。CTメータはすべり抵抗値ではなくきめ深さ(すべり抵抗値を測るのはDFテスタ・振り子式)。
- 令和6年度 問5 (1):透水係数を求める室内の透水試験器ではなく、路面で使う現場透水量試験器。たわみ量に平板載荷試験(支持力係数)を書かない。
- 令和6年度 問5 (4):路面性状調査(ひび割れ率・わだち掘れ量・平たん性)は路面の機能の調査で、構造調査ではない。
- 令和5年度 問5 (1):FWDの測定値は「たわみ量」で、支持力や弾性係数はたわみから逆算した推定値。
この論点の問題
混合物供試体のかさ密度の計算令和8年度 問3 (1)
既設舗装の路面の測定機器令和8年度 問5 (1)
測定機器で求められる測定値令和7年度 問5 (1)
路面の調査に使用する測定機器令和6年度 問5 (1)
既設アスファルト舗装の構造調査令和6年度 問5 (4)
調査機器で求められる測定値令和5年度 問5 (1)
路面の調査に使用する測定機器令和4年度 問5 (1)
調査機器で求められる舗装の指標令和3年度 問5 (1)
路面性状の調査機器(IRI・わだち・粗さ)令和元年度 問5 (1)
既設舗装の調査方法(平たん性・すべり抵抗値・たわみ量)平成30年度 問5 (1)
試験機器と舗装の評価指標平成29年度 問5 (1)
同じ分野で出る論点
舗装の材料・試験・舗装の調査・維持修繕では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成28年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。