上水道

重要度 C専門土木で出題過去問 10問

上水道は、1級土木施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち10回で出題された論点です(収録975問中10問・重要度C)。出題されるのは専門土木です。

要点:配水管の布設、管の種類と継手、不断水工法。

覚える要点

  • 配水管は原則公道に布設し道路管理者と協議して配置を決める。土被りは道路法施行令で 1.2m(やむを得ない場合 0.6m)、他の埋設物との離隔は 0.3m 以上
  • 埋戻しは 1 層 30cm 以下(路床部 20cm 以下)ごとに締め固める。構造物との取付け部や沈下量の大きい軟弱地盤では伸縮可とう性の大きい継手を使い、軟弱層が深ければ薬液注入・サンドドレーン等で地盤改良
  • 更生工法は、既設管内挿入(さや管として新管を挿入、屈曲に制約)、巻込(縮径して引き込み拡管、曲がりに対応)、被覆材管内装着(追随性がよく曲線部も可)、合成樹脂管挿入(内面平滑で流速係数が大きい)
  • 既設管内挿入工法は立坑部・付属設備・給水管部分の開削を除き、地表を掘削せずに施工できる

勉強のしかた:毎年1問で出題範囲は狭い。土被り1.2m(0.6m)と離隔0.3mの数値、更生工法4種の特徴の違い、軟弱地盤での継手の選び方を覚えれば確実に取れる。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、上水道で間違えやすい点を集めました。

  • 令和8年度 問題A No.51:流速係数(ヘーゼン・ウィリアムス式のC)は大きいほど水が流れやすい。平滑な管は「大きい」。
  • 令和7年度 問題A No.51:労働基準監督署は労働安全衛生の所管であり、道路への管の配置とは無関係である。
  • 令和6年度 問題A No.51:(2)(3)の「管径」は沈下・液状化対策と関係がない。「適当なもの」を選ぶ問題なので、誤りを一つずつ消していく。
  • 令和5年度 問題A No.46:土被り1.2m・0.6mと、埋設物との離隔0.3mの数値を取り違えない。
  • 令和4年度 問題A No.46:「曲がりに対応できる」のは巻込工法と被覆材管内装着工法であり、挿入工法は屈曲に制約がある。
  • 令和3年度 問題A No.46:水管・ガス管の土被りは1.2m(やむを得ない場合0.6m)、下水道管は3m(同1m)である。浅層埋設の通達による緩和と混同しない。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

専門土木では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。