自動制御

重要度 C電気工学・電気設備で出題過去問 8問

自動制御は、1級電気工事施工管理技士 第一次検定の平成29年度〜令和8年度(10回)のうち7回で出題された論点です(収録911問中8問・重要度C)。出題されるのは電気工学・電気設備です。

要点:フィードバック制御とシーケンス制御、ブロック線図と伝達関数、論理回路と真理値表、リレー回路。

覚える要点

  • 負帰還のブロック線図の合成伝達関数はG=G₁/(1+G₁G₂)(正帰還なら分母が1-G₁G₂)。入力から分岐して加え合わせる並列結合は和(符号が-なら差)で、帰還の式は使わない
  • NOR回路は入力がすべて0のときだけ出力が1、NAND回路は入力がすべて1のときだけ出力が0。リレー回路の直列はAND(·)、並列はOR(+)で、共通の接点でくくって論理式にする
  • シーケンス制御はあらかじめ定めた順序に従って各段階を進める制御で、あらかじめ定められた変化をする目標値に追従させるのはプログラム制御。フィードバックで制御量を目標値と比較して一致させるのは閉ループ制御で、開ループ制御はこの比較をしない
  • 電動機の正逆運転回路のインタロックは、相手側の電磁接触器のブレーク接点(b接点)を自分のコイルの回路に入れる。始動の押しボタンはメーク接点(a接点)、停止はブレーク接点

勉強のしかた:平成29年度〜令和5年度に7問出たが、令和6年度以降は出ていない。出るときはブロック線図の合成伝達関数、真理値表と論理回路、リレー回路の論理式、シーケンス図の読み取りの4つの型なので、基本の公式(負帰還の式)とAND・OR・NAND・NORの真理値表を押さえておけば十分。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、自動制御で間違えやすい点を集めました。

  • 令和5年度 No.5:インタロックは相手の電磁接触器の「b接点」を自分のコイルの手前に入れる。始動はa接点,停止はb接点。
  • 令和4年度 No.5:「フィードバックで目標値と比較」=閉ループ。開ループはシーケンス制御などのように比較をしない。
  • 令和3年度 No.5:負帰還は分母が「1+(一巡の伝達関数)」,正帰還なら「1-」。直列は積,並列は和。
  • 令和2年度 No.5:ランプの回路にはX₃のa接点が直列に入っているので,C=OFFなら他の状態に関係なく消灯する。まず直列に入っている接点から見ると速く判定できる。
  • 令和元年度 No.5:直列はAND(·),並列はOR(+)。共通のAでくくる(分配法則)。
  • 令和元年度 No.39:シーケンス制御は「順序」,プログラム制御は「目標値の変化があらかじめ決まっている」,追従制御は「目標値が任意に変化」。

この論点の問題

同じ分野で出る論点

電気工学・電気設備では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが平成29年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。