平成29年度 No.5論点:自動制御重要度 C配点 1点未着手

ブロック線図の合成伝達関数

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.5の問題です。論点は「自動制御」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示すブロック線図の合成伝達関数Gを表す式として,正しいものはどれか。

入力信号Xが分岐し,一方は伝達要素G₁を通って加え合わせ点に+で入り,もう一方は伝達要素G₂を通って加え合わせ点に-で入る。加え合わせ点の出力が出力信号Y。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:4.G=G₁-G₂

解き方

  1. 図は,入力XがG₁とG₂の2つの経路に分かれ,それぞれの出力が加え合わせ点で合流する構成である。出力Yから戻る経路がないので,フィードバック(帰還)結合ではなく並列結合である。
  2. 加え合わせ点ではG₁の出力が+,G₂の出力が-で入るので,Y=G₁X-G₂X=(G₁-G₂)Xとなる。
  3. 合成伝達関数はG=Y/X=G₁-G₂で,4が正しい。

選択肢ごとの解説

  1. 1.誤り。出力をG₂を通して入力側へ戻す負帰還(フィードバック)結合の式で,この図の構成とは違う。
  2. 2.誤り。正帰還結合の式であり,この図には帰還路がない。
  3. 3.誤り。G₂の信号は加え合わせ点に-で入るので,和ではなく差になる。
  4. 4.正しい。並列結合で符号が-なのでG=G₁-G₂である。
引っかけ:G₂は出力から戻る帰還路ではなく入力から分岐した並列路なので,フィードバックの公式は使わない。信号の矢印の向きと加え合わせ点の符号を必ず確かめる。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 平成29年度(2017年6月11日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する