令和5年度 No.5論点:自動制御重要度 C配点 1点未着手

正逆運転制御回路の図記号(シーケンス図)

これは1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.5の問題です。論点は「自動制御」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 3 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説・引っかけの指摘が読めます。

図に示す三相電動機の正逆運転制御回路のシーケンス図において,イとロに用いる図記号の組合せとして,適当なものはどれか。

三相電動機の正逆運転制御回路のシーケンス図。主回路はMCCB,正転用F-MCと逆転用R-MCの主接点,熱動継電器THR,電動機M。操作回路は停止用PBS(b接点)の後に,正転回路(始動用PBS a接点とF-MCの自己保持接点の並列,インタロックの接点ロ,F-MCコイル)と,逆転回路(始動ボタンの位置イとR-MCの自己保持接点の並列,F-MCのb接点,R-MCコイル)がある。ロとF-MCのb接点はインタロックとして破線で結ばれている。
選択肢の図記号。1:イ=手動操作のメーク接点,ロ=メーク接点。2:イ=手動操作のメーク接点,ロ=ブレーク接点。3:イ=手動操作のブレーク接点,ロ=メーク接点。4:イ=手動操作のブレーク接点,ロ=ブレーク接点。

解答欄

選択肢を 1 つ選んで「採点する」を押してください。

正解

正解:2.イ:押しボタンスイッチのメーク接点(a接点),ロ:ブレーク接点(b接点)

解き方

  1. イは逆転回路の始動用押しボタンスイッチの位置で,R-MCの自己保持接点と並列に入る。押したときだけ閉じる押しボタンスイッチのメーク接点(a接点)を用いる。
  2. ロは正転回路のF-MCコイルの手前に入るインタロック接点で,逆転用電磁接触器R-MCのブレーク接点(b接点)を用いる。R-MCが動作しているときは正転側が入らないようにして,相間短絡を防ぐ。
  3. よって,イが押しボタンのa接点,ロがb接点の選択肢2が適当。

選択肢ごとの解説

  1. 1.不適当。ロをa接点にするとインタロックにならず,R-MCの動作中にしか正転できなくなる。
  2. 2.適当。イは始動用押しボタンのa接点,ロはR-MCのb接点(インタロック)である。
  3. 3.不適当。始動用の押しボタンにb接点を使うと,押さないときに常に閉じてしまう。
  4. 4.不適当。始動用の押しボタンはa接点である。
引っかけ:インタロックは相手の電磁接触器の「b接点」を自分のコイルの手前に入れる。始動はa接点,停止はb接点。

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出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した1級電気工事施工管理技士 第一次検定 令和5年度(2023年6月11日(日)実施) No.5。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する