当座預金・当座借越・小切手

重要度 B第1・5問で出題過去問 7問

当座預金・当座借越・小切手は、建設業経理士2級の第29〜39回(11回)のうち5回で出題された論点です(収録142問中7問・重要度B。うち5問は精算表の一部として出題)。出題されるのは第1問・第5問です。

要点:二勘定制では残高を超えた振出額を当座借越(負債)にする。未渡小切手は当座預金を戻して未払金。自己振出小切手の受取は当座預金。

覚える要点

  • 二勘定制では当座預金残高の範囲内は当座預金の減少、残高を超えた分は当座借越(負債)の増加に分けて記帳する。借越限度額は仕訳に使わない。
  • 工事未払金を期日前に決済して受けた割引は仕入割引(営業外収益)。工事未払金は割引前の全額を消し、当座預金は割引後の額。
  • 未渡小切手は当座預金を戻して未払金(または元の債務)を復活させる。
  • 他人振出の小切手を受け取ったときは現金、自己振出小切手の受取は当座預金。

勉強のしかた:第1問で1題程度。二勘定制の分け方と仕入割引の科目を押さえれば足りる。未渡小切手は銀行勘定調整・精算表と絡めて確認する。

この論点の引っかけ・間違えやすい点

収録している過去問の解説から、当座預金・当座借越・小切手で間違えやすい点を集めました。

  • 第38回 第1問 (4):一勘定制なら貸方を「当座」7,000,000 の1行にするが、本問は二勘定制なので当座預金と当座借越に分ける。借越限度額 10,000,000 は仕訳に使わない。
  • 第29回 第1問 (1):早期決済による割引は「仕入割引」(買う側)で、「売上割引」(売る側)ではない。また、割引は債務の減額ではなく収益なので、工事未払金は割引前の全額 8,000,000 を消す。

この論点の問題

この論点を含む問題

次の問題では、精算表の中の一部として当座預金・当座借越・小切手が問われます。解説の該当箇所で、この論点の処理を確かめてください。

同じ大問で出る論点

第1・5問では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。

出題実績は資格試験対策.netが第29〜39回の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。