第38回 第1問 (4)論点:貸倒引当金重要度 B
貸倒引当金の設定(差額補充法)
次の取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の<勘定科目群>から選び、その記号(A〜H)と勘定科目を書くこと。
決算にあたり、受取手形 ¥3,000,000 および完成工事未収入金 ¥12,000,000 の期末残高に対して 2% の貸倒引当金を差額補充法により設定する。貸倒引当金の決算整理前残高は ¥200,000 である。
A貸倒引当金B貸倒引当金繰入額C貸倒損失D受取手形E完成工事未収入金F貸倒引当金戻入G現金預金H販売費及び一般管理費
解答欄
正解
| 記号 | 借方科目 | 金額 | 記号 | 貸方科目 | 金額 |
|---|---|---|---|---|---|
| B | 貸倒引当金繰入額 | 100,000 | A | 貸倒引当金 | 100,000 |
解き方
- 必要な引当金の額 = (3,000,000 + 12,000,000) × 2% = 300,000。
- 差額補充法なので、すでにある残高 200,000 との差 100,000 だけを繰り入れる。
- 借方 貸倒引当金繰入額 100,000 / 貸方 貸倒引当金 100,000。
引っかけ:残高が必要額より多い場合は逆に「貸倒引当金戻入」を貸方に立てます。また、対象は売上債権(受取手形・完成工事未収入金)だけで、未成工事受入金や工事未払金は含めません。