金属工事
重要度 C施工・能力で出題過去問 7問
金属工事は、2級建築施工管理技士 第一次検定の平成30年度〜令和8年度(16回)のうち7回で出題された論点です(収録800問中7問・重要度C)。出題されるのは施工・能力です。
要点:ステンレス・アルミニウム合金・銅合金の表面処理と表面仕上げ。
覚える要点
- ステンレスの表面仕上げは、HL(ヘアライン)が連続した研磨目、BAが光輝熱処理による光沢、No.2Bが冷間圧延・熱処理・酸洗いの後に軽く冷間圧延した適度な光沢、No.2Dがにぶい灰色のつや消し、鏡面がバフ研磨で最も反射率の高い仕上げ
- エンボスは凹凸模様のロールで型押しした機械的な仕上げ、エッチングは化学処理(腐食)で図柄や模様を付ける仕上げで、入れ替えた選択肢が出る
- アルミニウム合金の陽極酸化皮膜は合金を陽極として電気分解して生成し、自然発色皮膜は皮膜の生成と同時に発色、電解着色皮膜は二次電解で着色、陽極酸化塗装複合皮膜は陽極酸化の後に塗装したもの。化成皮膜の上に焼付け塗装する方法もある
- 硫化いぶしは銅合金の表面を硫黄を含む薬品でかっ色に着色する仕上げで、アルミニウム合金には用いない。電気めっきは電解液中で通電して表面に金属皮膜を生成させる
勉強のしかた:16回中7回出ており、すべて金属の表面処理・表面仕上げ。ステンレスのHL・BA・No.2B・鏡面とエンボス・エッチングの区別、アルミニウム合金の陽極酸化皮膜の種類、硫化いぶしは銅合金の仕上げであることを押さえれば得点できる。
この論点の引っかけ・間違えやすい点
収録している過去問の解説から、金属工事で間違えやすい点を集めました。
- 令和4年度 後期 No.24:HL=連続した研磨目,No.2B=No.2Dより光沢のある冷間圧延仕上げ,エンボス=凹凸模様。
- 令和元年度 前期 No.27:「光輝熱処理」とあればBA仕上げ。ヘアラインは「研磨目」である。
- 平成30年度 後期 No.27:エンボス=機械的な型押し,エッチング=化学的な腐食。
この論点の問題
金属の表面仕上げ(めっき・ステンレス・陽極酸化)令和7年度 前期 No.40
金属材料の表面仕上げ令和6年度 後期 No.24
金属の表面仕上げ令和5年度 前期 No.25
ステンレス鋼板の表面仕上げ令和4年度 後期 No.24
アルミニウム合金の表面処理令和3年度 前期 No.25
ステンレス板の表面仕上げ令和元年度 前期 No.27
金属材料の表面処理・表面仕上げ平成30年度 後期 No.27
同じ分野で出る論点
施工・能力では次の論点も問われます(問題の多い順)。まとめて対策すると得点が安定します。
出題実績は資格試験対策.netが平成30年度〜令和8年度の収録問題を集計したものです。要点と解説は当サイトの独自コンテンツです。最終更新 。