金属の表面仕上げ
これは2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.25の問題です。論点は「金属工事」(重要度C・解答の形は四肢択一)。採点すると、解き方 2 手順・選択肢 4 つそれぞれの解説が読めます。
金属の表面仕上げに関する記述として,最も不適当なものはどれか。
解答欄
正解
正解:(2) アルミニウムの自然発色皮膜は,母材を陽極酸化処理した後に着色や染色を行わず,素地のシルバー色のままとした無着色仕上げである。
解き方
- アルミニウムの自然発色皮膜は,合金成分や電解条件によって陽極酸化皮膜そのものがブロンズ色等に発色するものである。陽極酸化処理後に着色・染色を行わずシルバー色のままとしたものは無着色の陽極酸化皮膜であり,(2)が不適当である。
- ステンレスのNo.2Bは冷間圧延・熱処理・酸洗い後に軽い冷間圧延(スキンパス)をした仕上げで,硫化いぶしは硫黄を含む薬品で銅合金を褐色〜黒褐色に着色する仕上げである。
選択肢ごとの解説
- (1)適当。No.2Bは冷間圧延・熱処理・酸洗い後に軽い冷間圧延で適度な光沢を与えた仕上げである。
- (2)不適当。自然発色皮膜は皮膜自体が合金成分等により発色するもので,記述は無着色の陽極酸化皮膜である。
- (3)適当。電気めっきは電解液中で通電して表面に金属皮膜を生成させる。
- (4)適当。硫化いぶしは硫黄を含む薬品で褐色に着色する仕上げである。
同じ論点の過去問
令和7年度 前期 No.40金属の表面仕上げ(めっき・ステンレス・陽極酸化)
令和6年度 後期 No.24金属材料の表面仕上げ
令和4年度 後期 No.24ステンレス鋼板の表面仕上げ
令和3年度 前期 No.25アルミニウム合金の表面処理
令和元年度 前期 No.27ステンレス板の表面仕上げ
論点ページ:金属工事の要点この論点の出題実績とよくある間違い
→令和5年度 前期の前後の問題
出典:一般財団法人 建設業振興基金が実施した2級建築施工管理技士 第一次検定 令和5年度 前期(2023年6月11日(日)実施) No.25。問題文は本試験の問題にもとづいています。解答・解説・論点の整理は資格試験対策.netの独自コンテンツです。最終更新 。この問題の誤りを報告する